…まあ、アンジーが断らないのを知っていたのだけれど。
大津皇子の死を嘆いた姉の大来皇女(おおくのひめみこ)の歌。
「大津皇子の屍(かばね)を葛城(かづらき)の二上山(ふたかみやま)に移し葬(はぶ)る時、大来皇女の哀しび傷(いた)む御作歌(みうた)二首
うつそみの人なる我や明日よりは 二上山(ふたかみやま)を弟(いろせ)と我が見む (万葉集 巻二 165)」
(現実の世の人であるわたしは明日からは弟の眠る二上山を弟だと思って偲び見て過ごします)
伊勢神宮の斎宮(いつきのみや)であった大来皇女は同母の弟が罪を犯したことから任を解かれ都に戻っていた。
…そう。高校生の私は、二上山を初めて訪れたとき、なんとも懐かしい気持ちがした。
その時から、私は墓ではなく二上山に散骨して欲しい気持ちを抱いている。
そんな、私にとって特別な意味を持つ二上山。を遠くから臨む。
画像は、檜原神社の古式ゆかしい鳥居の向こうに見える二上山。
そういえば、「夕日堪能ハイキング」の日程が10月3日だったのだけれど、なぜその日だったのか、がわかりました。
二上山の雄岳と雌岳の間に落日する日が、その日だったのでした。
地元の方曰く、一日で指一本分、落日の場所が移動する、と。
あとは、3月10日辺りに雄岳と雌岳の間に落日するけれど、でも、春は霞が掛かるから…と。
もう一枚。
写真を撮りに来られていた地元の方に教えられて、神社下の「井寺池」から臨む二上山。
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