長らく…そう、1年以上一緒に教材研究をしているゆうこさんが、3年生の今年最後の授業で上野千鶴子の、今年の東大入学式の祝辞を取り上げたい! と言って来られて。
その祝辞を読み込む過程で、上野千鶴子の今、に目が行って。
その過程で、『ケアの社会学』にたどり着いて。
取り寄せたら、本当にびっくりするぐらいの分厚さで。
「ねえ、ゆうこさん。これ、二人で読んでいくのもいいんだけれど。読書会にしない?」って提案して。
「ええ!やりましょう!」と盛り上がって。
そんな経緯の読書会。
おっかなびっくりで、募集をかけて。
ありがたいことに、6名の方が集まってくださいました。
Kさんも岡山から。
お茶菓子として、奈良の千寿庵のわらび餅を用意しているのよ、って言ったら、なんと! 岡山からお茶の道具を持ってきてるって!
え? なんでお茶道具を?
なんとなく、持ってきたかったの…。
ふうん…。
簡単に自己紹介。
ここで呼ばれたいお名前で。
それから、わらび餅をお配りして。
Kさんがお茶を点ててくれて。
まったりした時間の中、テキストにする『ケアの社会学』を回して見ていただいて。
開催は、基本、第2日曜、と決まりました。
まあ、次回打ち合わせで、メンバーが都合が悪かったら、また相談して変えても、という柔軟さで。
テキストを最初から読んでいくのかなあって思っていたら、
第5章から入りましょうよ!って提案があって。
見ると、「家族介護は『自然』か」という章で。
いいなあ、こんな風な目の付け所。
何も最初から、って決めつけることはないのよね。
一番、関心のあるところから入るって、なかなかのセンス。
…ということで、11月10日(日)10時から始動します。
単回の参加も歓迎します。
準備会には来られなかったけれど、実際に親の介護をしてきて、今も母の介護をされている男性も参加希望されています。
「上野千鶴子に学ぶ」じゃなくて、上野千鶴子の分析を味わいながら、私たちひとりひとりが、それぞれの「介護って何?」「自分の老後はどうしたい?」が見つけられたらいいなあ…って感じです。
のんびり、ゆるゆる…始めます。
画像は、10月10日の朝5時過ぎの、夜明け前の生駒駅。
これから何が始まるか、ちょっとワクワク、です。