昨日の、ナード・ジャパン認定校メディカアロマでの1day Lessonは、インストラクターコース受講時に、ご一緒した方が講師で。
「私ブランドのオリジナルコスメ」を作るという。
材料は、
・色材(アースピグメント)…プラスティックマドラー すりきり10杯
・植物油…5㎖
・天然ワックス…精製みつろうの場合0.8g・その他0.5g
・ビタミンEオイル…2.3滴
作り方は、
① 好きな色材を選び、色を調合する。
② 植物油とロウを、湯煎にかけて溶かす。
③ ロウが溶けたら、湯煎に掛けたまま色材を加え、しっかりと混ぜる。
④ 酸化防止剤のビタミンEオイルを入れ、混ぜたあとに湯煎から降ろし、容器に素早く入れる。
⑤ 完全に固まるまで置いておく。あら熱がとれたらフタをして完成!
色材として用意されたのは、25色。
アースピグメントとは、天然の鉱物である無機顔料のことだそうです。
マイカ・酸化鉄などが代表的、と。
植物油として用意されたのは、ホホバ油、アプリコットカーネル油、スイートアーモンド油、マカデミアナッツ油、アルガン油、オリーブ油、アボガド油、小麦胚芽油、米ぬか油、プルーシード油、バオバブ油、キャスター油、カレンデュラ油。
口紅にオススメの植物油は、キャスター油(ひまし油)なんだそうです。
水分を引きつける働きのある、粘性のあるオイルで、ツヤ感がとても出やすいので、他の植物油と半分ぐらいまでブレンドすると◎だそうです。
天然ワックスとして用意されたのは、みつろう、キャンデリラワックス、カルナウバワックス。
私は、まず、色材として5つ選び。
ルビー5、ローズキッス3、ロイヤルチェリー2、ピンクオパール2、ブーゲンビリア2を混ぜ。
(薄めが好みだったら、プラスティックマドラーに8杯、濃いめが好みだったら、16杯まで、と言われていたので。)
こんな感じ。
そこに、ブルーを少しだけ加え。
植物油は、プルーンシード油にキャスター油、アプリコット油を加え。
アメリカ南西部からメキシコ北部の荒れ地に生息しているキャンデリラ草の茎から得られる、というキャンデリラワックスを選び。
(ほんの少し、メキシコ北部の荒れ地に想いを馳せて、ちょっとぼんやりした)
湯煎に掛ける。
私のは、一番下、のものなんだけど、それぞれ色が違うのは、ワックスの色と植物油の色が違うから。
で、できました!
作ったコスメの使用期間は3ヶ月から6ヶ月、だそうです。
市販品と違い、全て天然成分を使用しているため、雑菌が繁殖しやすい状態にあるから、保存期間内でも異臭やカビの発生、変色、変質などの異常が感じらた場合はすぐに使用を中止する。
それから、化粧品は「薬機法」という法律によって、許可なく自分で作ったコスメを人に譲渡したり販売することは禁止されているので、必ず自分で使用してください、との注意喚起がありました。
色材の色が綺麗で。
それらを眺めているだけで、とても幸せな気分になることに気づきました。
…ちょっと、これだけを自分で揃えるのは、とても大変ですけれど。