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  1. コラム
  2. 沙羅 Sara の「ほっと一息」コラム
  3. ゲシュタルト療法
  4. スーパービジョンを受ける〜ゲシュタルト対話セラピー/スーパービジョン/ワークショップ〜
 

スーパービジョンを受ける〜ゲシュタルト対話セラピー/スーパービジョン/ワークショップ〜

2020/11/23
スーパービジョンを受ける〜ゲシュタルト対話セラピー/スーパービジョン/ワークショップ〜
翌日の22日は朝からスーパービジョンとなり。
私が一番に受けることになりました。
久しぶりのゲシュタルト。しかも、ファシリ。
さらには、オンラインで。

不安といえば不安で。
…実のところ、前日の21日夕方に子どもからの動きがあって。
それは…とてもとても、私にはショックなことで。
ファシリをしているどころの話でなくて。
本当は、私がももちゃんのワークを受けたいぐらいで。

どうしよう。と思った。

今、私はファシリが務められる精神状態にないんです。
ワークを受けさせてください、と言おうか…とも思った。
21日夜にはそう思った。
22日朝。少し気持ちが落ち着いてきて。
こんな状態の私だけど、こんな状態の私で、何ができるだろう? と思った。

もしも、これが「お仕事」ならば。
クライエントさんに、急にこちらからキャンセルするわけにはいかない。
だったら。
逃げ出して、自分がクライエントになるのではなく。
このひどい精神状態でやってみよう、と思った。
…私がカウンセラーの仕事を続けていく、というならば。

で、ひどいものでした。
ワーカーをやっていただいた方には申し訳なかったのだけど。
うーん…これは、ゲシュタルトではない…と思いながら、どこをどう軌道修正したらいいのか分からなくて。
そのまま、ずるずると。

以下は、百武さんのスーパーバイズの言葉です。
・ファシリをしていない感じ、というところにまで気がついているのは、ほっとしたんだけど、一言で言えば、うるさい。
・録画をしているから、聞き返して欲しんだけど、どういうポイントで聞き返して欲しいかというと、ファシリとワーカーのどっちが多く喋っているか。どっちがリードしているか。
・ずっと、何か喋れば、その言葉を捕まえて、「こうですか」「ああですか」言い続けた。最後の方に至っては提案した。
・そうすると、思考レベルで提案を受けているんだから、ある意味、自分が考えてないことを提案してもらってるから、ワーカーは良かった部分もある。
・もうひとつよかった面は、お互いが対局のリズムだった。機関銃のように質問したり、それに対して、敏感に反応するクライエントだったら「うるさい」と絶対言う。でもワーカーはそのことを意に介せず、全然マイペースでいった。影響されずに、自分にとって都合のいい質問にポイントを当てて自分で整理していった。
・ある意味、「カウンセリングって何なのか?」を教えてくれたようなもの。ファシリが誰であろうと、…よかろうと悪かろうと、クライエントが自分の課題をなんとかしたい、という意識を持ち続けられていくと、自然に着地点って生まれてくるし、着いていく。
・全部、「思考」だよね? なんか言ったことを捕まえて、こうだのああだの。そこに普通の人は耐えられないのに、ワーカーは耐え続けた、というか、無視し続けた。その努力を僕は逆に評価してあげたい。
・アドバイス型のカウンセリングを今、してるんだよね。どんどんいい事を言ってくれていい先生だということになるんだろうけれど、ゲシュタルトをやるんだったら、それと分けていく作業が必要。口にテープを貼って、10回に1回ぐらい外す、感じ。
・言ってみれば、これは「会話」だった。
・(ファシリもワーカーも)お互いトレーニングを受けているから、ワーカーがブレていなかった、やり方を知っていた。これに対して、ゲシュタルトを知らない人が自分の問題を整理したい場合は、やりとりでケンカになってしまうかもしれない。自分の内面について話しているのに、こうですかああですかと質問されたら、自分の話を聞いてもらってるとは、とても思えないと思う。
・自分の反応の仕方、というものを見直してみてください。

ももちゃんの優しいところは、こんな酷いセッションでも、救い上げる面を持ってくれること。
「僕はむしろ、ワーカーに聞きたいんだけど、これだけ喋られて質問されて、提案されて仕組まれて、それで『よかった』って最後に言ったじゃない? そこに興味を持ってるんだけど」
ワーカーは「気づいてないこと、自分が気づいてないところに気づけたこと」と答えてくれました。
ももちゃんは、「良かったそうですよ」と返してくれたけど、本当は、この気づきをワーカー自身で生み出すようにサポートするのがファシリの役割である、と私も気づいています、ももちゃん。

2日間で、残った百武さんの言葉を最後に記しておきます。
○本人の答えの出せないところに一緒にいる
○「対話」とは、「ファシリをしない」という立場

画像は、11月初めに奈良公園・飛火野(とびひの)で撮った写真。
鹿がのどかに草を食んでいるように、ゆったりとセッションに臨めたら、と思います。

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