1 グループの技法とダイナミクス
☆John O Stevens(ジョン・O・スティブンス)の『Parse cuenta』という本と出会い、その中で書かれていた自分自身に気づく、自己を知覚するというのが驚きだった。
☆教育学、教授学は、知性に頼って、私たちの外側で何をするかをたくさん学ぶのが通常。
☆自分自身をどう見つめるのか、自分自身どうあるのか、自分らしい言葉で語ること、自分の中に光を見つけるということだけ、内観することだけにフォーカス当てていくところが、本当に晴天の霹靂だった。
2 ゲシュタルト心理学
○ 閉鎖性の法則
○ プレグナンツ(群化)の法則
☆フリッツ・パールズの素晴らしかったことは、この2つの法則をさらに大きな視点から眺めた、全体性を捉えるような視点を、情熱とともに伝えてくれたこと。
☆(父の死に間に合わなかった息子を例に)広げながら、より広げていくことで、心の中でその物語を終わらせていくことができるようにしていくこともできる。
☆起こった出来事を閉じていくのではなく、拡げながら、よりよい形で、それを自分の心の中で終わらせたり完了させたり、理解をしていく、という方向に持っていくのがゲシュタルト療法。
▽「援助(支援)における創造的なプロセス」
1)“創造”としてのセラピー
☆これにより、プロフェッショナルとしての視点が得られた。どこにでもいるセラピストとしてではなく、その態度や在り方を示してくれた瞬間。
☆セラピストがひとりで絵を描くのではなくて、たとえばペアダンスのようにペアの相手と共に一緒に美しいダンスを踊るかのように、一緒に絵を描くような、共にクリエイトするような、それがセラピーなんだと私の中で進化した。
2)専門家としてのビジョン
☆セラピーとは過去の人生を取り戻したり過去から誰かを回復させたり、過去に終わったはずの出来事から何かを完了させる行為ではなく、新しい世界や新しい現実、人生を共にクリエイトする、というのがセラピーなんだ、と気づいた。
3)愛情のこもった援助(支援)
☆マルティン・ブーバーの言葉=私たちは全ての人を愛さなければいけないという義務のもとに生きているわけではない。でも私たちは愛を持って他者と接するということができる。
☆実は私にとってこの言葉は凄い驚きだった。私が教育を学んだ時には、私の先生方は生徒全部を愛さなければいけないと教えた。
☆私にとっては、それが本当に大変な努力の要ることだった。なぜかというと全ての生徒に対して愛を持つということ自体が難しい作業だったから。
☆「愛を持って接するということが大事」というブーバーの言葉は発見であり、気づきだった。
☆愛さなければならないという義務感からではなく、自分らしい愛情を込めた接し方をするというふうに自分の態度を変えることができた。
☆今では専門家としてのビジョンだけでなく、私の存在、生き方そのもののビジョンにもなっている。
4)個人的なビジョン
☆私の前に現れるセラピーにお見えになる方たちは、ある症状でもなく、ひとりの患者でもなく、苦悩しているひとりの人間なんだという視点。
☆セラピーにやってくる方たちは何を発見していくかというと、実存主義的な視点から、自分という新たな認識をしていくための創造をしていく、そういった道を拓いていくために、私のところにやってくる。
3 実存主義的なアプローチ
○態度・姿勢
○哲学
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