「え〜、もう還暦?!」から一年を過ぎ。
さらにひとつ大きくなって。(歳をとって、というのをやめにした。…「ひとつ大きくなった」のよ。)
なんか。ゆっくりと食事がしたくなって。
それで、偶然見つけた、奈良県大宇陀市にある「プルイエ」というお店。
なんでも、営業が金・土・日・月曜のお昼だけ。しかも一日一組のみ!
その名も「正午の会」。12時始まり。
ダメもとで予約をしたら、なんと、29日にキャンセルが出て、空きがあって。
行ってみたら? ということか…と喜んだものの、さて誰と行く?
で、一回り若い、30年以上前の教え子の野際くんに声をかけてみました。
二つ返事で「行きましょう!」となって。
それでお出かけした次第です。
これがまた結構な距離があって。自宅から40キロ近く離れていて。
まあ、ナビも1時間半以上掛かるよ、と言ってきて。
やっぱり1時間45分かかりました。
雨が降りしきる中、傘をさして玄関に向かいます。
純和風の趣き。
玄関に入るとあがりかまちに一輪挿し。
靴を脱いで上がって、玄関を見る。
控えの間。白湯を出されました。
元は陶芸家のお家だったらしい。
その陶芸家さんは表千家の茶道もされていたようで、これでこの部屋は炉が切ってある。
…ということで、「お茶室」名が「四酔亭」。
四季に酔う、やかた、らしい。
眼前に広がる庭。
床の間の左手には、灯り障子の書院風。
部屋全体はこんな感じ。
お料理がゆっくりと出されてきます。
なんと!
粒マスタードまで自家製。(写真撮るの忘れて、ちょっと食べかけてしまいました。。失礼!)
デザートも可愛い💕
最後のお茶。
フレッシュハーブティーを頼んだんですが、
なんと!「今から摘みに行きます」なんて。。。(感激してしまいました。。)
お茶は2階の間で。
あっという間に2時間半が経っていました。
ゆったりと。大宇陀時間が流れていきました。