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皆がちょっとずつその場所への責任を担いながら共に使う〜折々のことば・鷲田清一#2385〜

2022/06/23
皆がちょっとずつその場所への責任を担いながら共に使う〜折々のことば・鷲田清一#2385〜
折々のことば。2022年5月21日の青木海青子(みあこ)の言葉。

ルチャ・リブロの「公」は、皆がちょっとずつその場所への責任を担いながら共に使う、というイメージなのです。 青木海青子


鷲田清一の解説。

奈良県東吉野村にある古家を改造した私設図書館。
行政に管理を委(まか)せる公園のような施設ではなく、壁塗りを手伝ってと言えば誰彼となくやってくる、そんな一緒につくるささやかな場所に育ってきたと、司書は言う。
責任という感覚は、「官」から要求されるものではなく地域でみなが育むのもの。
『本が語ること、語らせること』から。


うーん。今朝、今日は何の「折々のことば」を取り上げようかと、写メしておいた写真をいくつか眺めて。
何か、この青木海青子さんの言葉を味わってみたくなった。

そう。ちょっと私、迷っていることがあって。

ゴーヤの苗を2株買ってきて。プランターも2つ用意して。
「野菜と花の土」も買ってきて、植えた。

ゴーヤのカーテンを作るには、支柱を立ててネットを張って、しなければならない。
ご近所さんが、向日葵の苗を7つくれた時に、細竹の棒も持ってきてくれて。
それの余りがあるから、それでいいや、と思ってたんだけど。

カウンセリングに来られた方がそれを見て「まこさん、ゴーヤは重くなるから、ちゃんとした支柱にしないと」と言われて。

はあ、そうなんだ!
と納得した私はホームセンターに走って買ってこようとは思ったものの。

慣れない作業に取り掛かるの、億劫で。

日を過ごしているうち、「まこさん、支柱、上手くいきましたか?」「難しいようなら、次の日曜日、行きましょうか?」
なんてショートメールが来て。

う。…私の行動、見えてるのかな? と、ドキッとして。

「あ、いえ、ちょっと頑張ってみます」と返信して、慌てて支柱は買いに行ったものの。
それから。また日が経っている。
…こういう時、ホント、2、3日なんて、あっという間、なんだなあ。。。

今朝は、青木海青子さんの言葉を読んで。
あ、もう、手伝って貰おう! と素直に思えた。

そうそう。
「カウンセリング&レンタルスペース沙羅Sara」は皆が集える場所を、と思って作った、んだった。
そして、自分にとっては、「私たち」というのは、私にとってどういう存在、どういう位置付けにある人なのか、を確認していく、営みをやっていこう、と思ったのだった。

そう、ね。
自分の寝室以外は全部レンタルにしていい、と思った時。
私にとって「私有」の範囲がどこまでどんなふうになるんだろう? と思った。

完全私有は寝室で。
あと、トイレもお風呂も、キッチンでさえも「共有」できる? 
そうした時に、私は、何をどんなふうに感じる? が知りたかった。

何が共有できて、何は共有出来ない、んだろう?
私のものでも、私以外が使ってもいい、と思えるものはどの範囲までなんだろう?
逆に、私以外の人が使うと、イヤな気持ちになるものって何だろう?

それによって、私という人間の輪郭が自分で見えてくる、ような気がした。
それは、ちょっと怖い気もしたけれど。
自認する自分との誤差を知ることは、必要なことのような気がした。

…という壮大な実験の場としての「カウンセリング&レンタルスペース沙羅Sara」。
ならば。その試みの一環として、手伝いましょうか? という有難い申し出を受け取る自分を作っていかねばなるまい、と。

そんなふうに思えた朝。

画像は、5月30日の日の出を撮った時の空。
青空にうっすらと日がさす様子は、ちょっとこれから何が始まるか、楽しみな感じです。

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