大阪・奈良 生駒駅徒歩6分の心理カウンセリングルーム
オンラインでも受けられます
教員歴31年の独自メソッドで、超短期で不登校、夫婦関係、親子関係、職場の人間関係などの悩みを解決
全く効果がなければ返金保証いたします
生駒市元町2-4-20
  1. コラム
  2. 沙羅 Sara の「ほっと一息」コラム
  3. 折々の言葉
  4. 「私」という名の、大勢の友人〜「折々のことば」鷲田清一 #3305〜
 

「私」という名の、大勢の友人〜「折々のことば」鷲田清一 #3305〜

2025/01/10
「私」という名の、大勢の友人〜「折々のことば」鷲田清一 #3305〜
折々のことば。2024年12月27日の工藤直子の言葉。

私は、「私」という名の、大勢の友人を引きつれているような気がしております。   工藤直子


鷲田清一の解説。

詩人・童話作家は精神科医のなだいなだと語らう中で、思いがけず自分とじっくり対話できたという。
彼によちよち歩きの頃、ニキビに悩む時代、恋文を書いたり消したりした日が残像としてあるように、自分も少女時代の私を「昔の私」として現在の私に付属するものではなく、今ともに歩く「ひと」のように感じることができたと。
なだいなだとの共著『だれだって悩んだ』から。


ふうん。「大勢の友人」、ねえ…。
工藤直子にとって、いろんな年代の自分は「友人」なのか。
まあ、私にとって、いろんな年代の「私」は。
どこかで話した記憶があるけど、ロシアのマトリョーシカのように感じられている。
「親しい友人」であるときもあるけど、厄介な、手に負えない「駄々っ子」であるときもある。
第1話 まど・みちおの詩「ぼくが ここに」

私が考案した「気づきノート」は。
そうやって、「駄々っ子」である「私」をなだめながら、慰めながら、…時には、言い聞かせながら、やってきた軌跡から生まれたもので。
なんとか自分をなだめる方法として、もしかしたら他の人にも有効ではないだろうか、と思ったものだから。

それを「形」にした。

語らうべき「私」は。
厄介だけど、本音でイヤなことはイヤと言う「私」。
キレイごとでなく、「なんで私がそんなこと、しなきゃいけないの?」と本気で言ってくる「私」。

…まあ、まあ、まあ、まあ。仕方ない、じゃないの? そういうわけにもいかないでしょ?
そうやって、「世間」と付き合っていかないと、生きてはいけない。
けれど、自分の「イヤだと思う気持ち」を無かったことにすると。
途端に「私」はどこかに姿を消す。
何を望んでいたのか、どんなことを願っていたのか、まるでわからなくなる。

そうなると。
「私」は病む。

決して100%、自分の「思い通り」の選択でなくても、どこか「ホントはイヤなんだ、よね…」を保っている自分でありたい。
そうでないと、病んで動けなくなってしまう。
それが、繰り返し、定期的に病んできた私の、サバイバル法だった。

まあ、ね。
HSP(=「繊細さん」)は大変なのよ。
まあ、今度。
2月末ぐらいから。「繊細さん」に向けての発信をしていこうと思っているんだけど。(今、動画を製作中。。)

根底にあるのは、こんな感覚。
いつまでも、まっている〜嶋岡晨(しん)の詩「かくれんぼ」〜

それから、こんなふうにも。
私は私の帰るところ〜高橋順子の詩「風」〜

うん。そうね。

カウンセリングルームで、自分と対話する方法がつかめたら。
また、歩いていけますよね?

クライエントさんの持つエネルギーを私は信じている。
だから、私は「終わりのあるカウンセリング」を組み立てる。

画像は、昔々の北海道修学旅行途上で乗った飛行機から撮った、翼。
あなたの翼、見えなくなる時があっても。必ず、有ります!

カウンセリングルーム 沙羅Sara

あなたはあなたのままで大丈夫。ひとりで悩みを抱え込まないで。

明けない夜はありません。

電話番号:090-7594-0428

所在地 : 生駒市元町2-4-20 

営業時間:10:00〜19:00

定休日 :不定休

ルーム案内・アクセスはこちら