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  1. コラム
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沙羅 Sara の「ほっと一息」コラム

沙羅 Sara の「ほっと一息」コラム
日々の暮らしの中で、ちょっと気づいたこと、ほっと一息つけるようなことがらをコラムとしてまとめました。
あなたの「お役立ち」になるかどうか、心許ないですが、興味を持った「カテゴリー」から読んでみてくださいね。

カテゴリーごとに選べます。
選択
吉原幸子の詩
2017/05/22
言葉が作る溝〜吉原幸子の詩「ふと」〜  
今朝はちょっと、最近の自分自身の「気がかり」に向き合ってみたいと思います。吉原幸子の詩「ふと」。「読書への誘い」第45号で紹介したものです。

続き
セミナー
2017/05/21
夏井いつきの俳句ライブ〜今日からあなたも俳人です〜  
NHK文化センター梅田教室で、「夏井いつきの俳句ライブ」が行われるというので、ちょっと行ってみました。
夏井いつきさんはTBS系の「プレバト!!」の俳句コーナーを担当されている方です。
テレビでは着物姿なので、今日もそうかと思ってましたら、違いました。
普段は着物をお召しにならず、着物はスタジオが用意した「俳人コスチューム」だそうです。

まあ、テレビで見る「毒舌」はちょっと抑え気味ではありましたけど、でも、お元気でいらっしゃいました。
最近還暦を迎えられたそうで、ビックリ! (もう少しお年を召した方かと思ってました…)
追っかけファンの方が、「祝還暦」の横断幕を作って来られていました。
…まあ、群馬から新幹線で来たという親子もいらっしゃいましたから。(凄いですね。)

さて、どんな風に2時間の講座が始まるのかと思ってましたら、まずは、自己紹介。
30年間俳句普及に努めて来られたそうで、松山に住んでいらして、「松山大使」をされているそうです。
関わって来られた「俳句甲子園」も今年で20周年を迎えるそうです。
「人によって考え方はいろいろでしょうけれど…」と前置きされながら、ご自分は俳句人口の裾野を広げることを目指して来た、と。

NHKの「俳句王国」に出演されていたそうですが、それがきっかけで3年半前に「プレバト」に出演依頼が来て、1回限りだったはずが連続となり、今に至っている、のだそうです。
この3年半、どうしても先約があって断った1回を除いて、毎週ご出演だそうです。
あと、毎週木曜日に帝塚山学院大学での講義があるとか。客員教授をなさっているとのこと。

次に、会場参加者のリサーチ。
俳句経験の有無を手を挙げて意思表示確認をされました。きちんとなぜリサーチするのかの説明もされましたよ。
それによって、どこから解説するかを考えられるそうで、「だって、講座料払って、なんだ、あの程度かって不満が出てはいけないでしょう?」だそうです。

「俳句を作ろう!虎の巻」というプリント1枚と、「便利な5音の季語集」というプリント1枚の資料が予め椅子の上に置いてありました。私は、開場の5分前に行ったのですが、既に整理番号は151。会場参加者は230ぐらいだったでしょうか。

俳句の約束事として
  ①  5・7・5のリズム
  ②  季語を入れる

がプリントに示され、さらに俳句の作り方には「一物(いちぶつ)仕立て」と「取り合わせ」があり、例を出しての説明がありました。

  ◯ 一物仕立て…「白藤やゆりやみしかば薄緑」
  ◯ 取り合わせ…「しら藤や奈良は久しき宮造り」

「一物仕立て」で作られる俳句は約3、4%、「取り合わせ」で作られる俳句は約80%だそうです。
「一物」はこの場合「白藤」で、とことん観察しないと新しい発見に至らないから難しいらしい。
「取り合わせ」は起こっている出来事を拾い集め、例の俳句でいうと、「藤」だけでなく「奈良」や「宮造り」を出し、「久しき」という時間情報まで出して作り上げている、ということ。

で、示された作り方手順は次のとおり。
   ①  自分だけが見つけたモノ、景色、人、それらの様子などの「俳句の種」をまず作る
   ②  季語以外の12音に整える
   ③ 「俳句の種」に似合っている5音の季語を、季語集から選んでくっつけて、完成!

…まあ、わかりやすいけどね。でも、5分で作れって、ちょっと無理。
予め作って来てたらいけないから、とテーマを出され、それは「OK」。
ありがとう、大丈夫だよ、のOKでもいいし、大丈夫? ホントにいいの?のOK?でもいい、とのことでした。

でも、作れる人はいるんですねえ。入賞上位作品は次の三句。
・のみ込みの辛そうな母花衣
・水温(みずぬる)むやっと見つけた居場所かな
・ひらひらと笑ふ人ゐて豆の花

「花衣」というのは、花見に出かける「お出掛け着物」を指すそうなのですが、作られた人はよくわからないまま、この季語を選ばれたそうです。(作者を伏せて選考されるのですが、その後ご本人が立って名前と想いを発表される形でした。)
介護をされていて、もう飲み込みが辛くなって来た母を見ていて、昨年は花見に行けたのになあ…という思いが湧き起こってきたそうです。時間が交差するのが上手いですね。

2句目の方は、親に虐待されて育ち、逃げるようにして結婚したけれど、夫の暴力が絶えず、やっと離婚して、人生の半ばを過ぎて今、優しい人と再婚して感じる幸せを詠みました、という人生を語られました。…確かに「人生を共有する」俳句、ですね。

3句目は、ご自分を題材にしたそうなのですが、「ケラケラ」と自分は笑うけど、「ひらひら」と笑えたらいいな、と理想を詠まれたそうな。「豆の花」の薄い花びらの風になびく様子と穏やかな笑いが「ひらひら」に表現されているようで、上手いなあと思いました。夏井さんは「豆の花」が慎ましやかな花であるのがまた、いい、と言われていました。

俳句も面白いですね。ちょっとハマりそうです。

画像は杏樹(アンジー)との朝の散歩で見つけたご近所のディモルフォセカ。


幸せをおすそ分け
2017/05/20
同級生と「はじめまして」のランチ  
昨日は、フェイスブックつながりで高校の同級生の、歌川剛さんに初めて会いました。…変な表現ですね。
でも、歌川さんは理系だったので、そして、理系の友人は高1の時のクラスメートぐらいなので、全く接点がなく、本物(!)の同級生とのランチに呼んでもらった、というもの。

いやあ…やっぱり「初めまして」でした。「全く」記憶がなく、ご本人も、ご友人も、私のこともご存知なくて、同級生ながら、近況、というより概況報告となりました。…まあ、よろしいですけれど。

歌川さんは、4年前に会社を辞めて北海道に移住した人です。
北海道で住むことは以前から考えていて、定年後かなあと思っていたそうなのですが、何か、会社勤めの先行きの閉塞感と、それから、「定年後だったら、エネルギーが残ってない気がして」思い立ったそうです。
介護のために仕事を辞めてらした連れ合いさんの、ご両親が亡くなったこともきっかけとなったといいます。

いろんなタイミングで、「その時期」って来るのですね。…なんだろう…変わり目。潮目。

それにしても、何も考えていなかったら来ないでしょうけれど。
何か、本当に望んでいたら、「その時」が来るのですね。
それは私も経験済みで、大学院進学も、10年待ちました。
大学出てすぐはダメでしたが、10年経って、チャンスは訪れました。
そして、大学出てすぐより、もっとずっと豊かな大学院生生活が送れました。

諦めないこと。本当に望むなら。

歌川さんの「物事の決め方」っていいなあと思いました。
北海道も広いけど、どうして、今の場所なの? って聞いたら、
「気に入った家がそこだった、というので決めた。仕事がどう、バス停からの距離がどう、近所がどう、ってあれこれ考え出したら、動けなくなる気がして。動かない言い訳を作る気がして、嫌だった。」と。
ふう〜ん…そういう決め方したんだね。

そうね。半世紀過ぎて、未知な場所に動くって、相当エネルギー要るよね。
でも、なんだろう…私は広島に残るか、奈良に帰るかという選択肢しか立てなかったけど、第3の、全く別な場所で人生を送るっていう選択もあるんだ!というのは非常な驚きでした。…しかも北海道!

しかも!歌川さんは長男だというのです。ご両親は弟さんに任せたと。10歳年下の弟さんだそうです。
あれやこれや、もっといろんな事情があるのでしょうけれど。
でも、みんなにとっていいことなら、それでいいんですよね。

ああ、もっと私も自由に生きていいのかもしれない…まだまだ「枠」が私にはあるのではないか、という問いを、歌川さんとの出会いで、いただいた気がします。…ありがとう。

画像は昨日の朝、霊山寺に出かけて撮った薔薇。満開でした。薔薇のお祭りが明日5月21日、日曜日午後から行われるそうです。

仕事
2017/05/19
白庭台幼稚園での保育観察  
昨日の午後は、白庭台幼稚園に行く日でした。保育観察は年中さんクラスでした。保育観察時に、園児のひとりが「誰のお母さん?」から始まって、あれこれ言っていましたが、「あ、おばあちゃんの手だ!」には参りました。
…はい、長年何の手入れもしてこなかったので、車に乗るときも日焼けの防御もしなかったので、私の手の甲は、シミとシワでいっぱいです…。

まあ、でも年齢的にも、この子たちのおばあちゃん世代かもしれない…。私の子どもは大学生ですけど、産むのが遅かったものね。
それにしても、何? ごにょごにょと擦り寄ってきて、膝の上に座ろうとするのは!
続き
ボイスアート
2017/05/18
ボイスアートでの「死ぬ前の過ごし方と望むお葬式」レッスン  
昨日は1ヶ月ぶりに、まやはるこ先生のボイスアートのレッスンを受けに、梅田まで行きました。
「あれこれ、楽しそうにしているね」とお声をかけていただいて、この前の週末の「シニアライフカウンセラー養成講座」の話となりました。
他の受講生から「それは何?」と聞かれたので、簡単に説明する中で、「エンディングノート」の話となりました。

「エンディングノートも、一番大切なことは、遺された家族のためというより、それを書くことで、今生きている自分が、残りの人生をどう生きたいかを見直すこと。書いた時点での自分の人生がそこに表されているわけで、だから、何度書き直してもいいし、むしろ書き直す度に、自分の人生が明確になる、ということ。」と言われました。

「じゃあ、今日はそのテーマで、あれこれ考えてみましょうか?」と言われ、先生の誘導で、どんどん齢を重ねていくことをイメージしました。

「死ぬ1年前は、あなたは何をしていますか? 旅行していますか? 家にいますか? 誰と一緒? 自分が死ぬことを意識していますか?」

私は、旅行している気がしました。誰か、友達に会いに。まだ、死期が迫っていることをそんなに意識していません。ただ、ぼんやりと感じている、かな。

「死ぬ半年前になりました。あなたは何をしていますか?」

私は、そろそろ自分が死ぬことを悟り、身辺整理を始めます。

「死ぬ1ヶ月前。あなたは何をしていますか?」

私は、もうベッドに横になり、あれやこれや自分の人生を振り返りながら、眠ることの多い毎日。…そう、病院にいる気はしません。父が在宅で亡くなったので、自分もそれがいいと思っていることに、気がつきました。
父は在宅で緩和医療を受けました。だから、苦しまなかった、と母は言います。母もそういう風なのがいいと思っている様子…。

…そうか、父はこんな死に方もある、と見せてくれたんだ…。病院で亡くならなくてもいい方法。前日まで、自分で自分の朝食の準備をして、ホント眠るように…。…ありがとう。

「あなたは死にました。どんなお葬式をしたいですか?」

私は基本、自分のお墓は要らないと思っています。以前からそう思っていて、20年近く前に両親が墓地を買った時にもぽろっとそう言ってしまって、不評を買いましたが。でも、その考えは変わっていません。

でも、父はよく、悩んだら墓に参ったそうです。まあ、父にとっては「よりしろ」だったのですね。だから、両親の墓を欲しがる気持ちは理解しています。けれど、私自身は、あまり必要ない。仏壇だけでいいような。…いや、仏壇も要らないかもしれない。写真は1枚欲しいかな。そんなに大きくなくていい。

だから、子どもが私の墓を欲しがらなかったら、散骨でいいと思っています。…二上山(ふたかみやま)がいいなあ…。散骨も海は怖いので、嫌。

それより樹木葬がいいな。木の養分にでもなれたら、それがいい。

妄想はどんどん膨らんで…。「はい。では、少しずつ今の自分に戻ってきましょうか…」の声掛けで、レッスン会場に戻ってきました。みんなでシェアして、なんか楽しい時間となりました。

画像は杏樹(アンジー)との朝の散歩で見つけた、近所の薔薇。そろそろ薔薇があちらこちらで咲き始めました。
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