昨日は、日中の気温が20℃を超えて、汗ばむぐらいでしたね。
急に思い立って、朝10時に家を出て、母と杏樹(アンジー)を連れて、県立民族博物館の梅林に行きました。
そういえば、昨年は枚岡の梅林に行ったのだけど、とうに「梅林」はなくなっていて。
そんなことを思い出しながら、民族博物館には駐車場があるというので、車を出しました。
そんなに大きい梅林ではなかったけど、紅梅は、ちょっと終わりかけ。
母も「こんなところあるんやね。…知らんかった…。」と気に入った様子。
アンジーは、…まあ、お出かけならどこでもいいわけ、ね。
どうせなら、と移設された民家も覗いてきました。
土間があって、かまどがあって…
谷崎潤一郎の『陰影礼賛』を思わせるようなたたずまい、でした。
それにしても、日中でも暗い。
蛍光灯の明かりは、人々を驚愕させたであろうことが想像できました。
白っぽい光はあまりにも明るすぎて、
仕事から帰った夜などは、オレンジの電光色でくつろぎたくもなりますが、
父や母が電光色をあまり好まなかったのは、子どもの頃にこんな薄暗さを知っていたからか、とも思えました。
小1時間のちょっとした「旅行」でした。