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「これからのフリースクール等の支援を考える」という集まりに参加してきました

2018/03/06
「これからのフリースクール等の支援を考える」という集まりに参加してきました
一昨日、奈良県立民族博物館に梅見に行った後、午後からは難波まで「これからのフリースクール等の支援を考える」という集まりに参加してきました。
これは、「フリースクール等の支援の在り方に関する調査研究」の成果報告を兼ねて、「フリースクール全国ネットワーク」が主催したものです。

子どもが不登校になったとき、「フリースクール」にお世話になったこともありました。
それで、今、フリースクールはどんな状況にあるのかも知りたくて、足を運びました。



 

受付で分厚い資料が渡され、目次はこんな風でした。

 

 

最初にアンケートの調査の報告があり、その後は6〜7人ずつ、5つのテーブルに分かれての意見交換となりました。

 

この意見交換の方法が面白いやり方で、一定時間、グループで話し合った後、ひとりのホスト役を決めて、その他の人は別のテーブルに移動する。

新しいグループで、残ったホスト役からそのグループでのどのような話が出たか、を聞いて、続きの話し合いをする。

一定時間を置いて、元のグループに戻り、それぞれが、どんな話が出たかを報告し合い、元のグループでの話し合いを深める。

更にまた、ひとりのホスト役を決め、その他の人は別のテーブルに移動し、また新しいグループでの話し合いを始め、一定時間を置いて、一番最初のグループに戻る。

 

こんな風にして、別の視点を持ち込みながら、話し合いを深めていくという方法があるんだ!と新鮮でした。

 

全体のまとめとして次の5つが出されました。

① 「中間支援組織」とは何? その目的、役割、機能といったものはどのようなものなのか?

② 「評価」=「お金を出すガイドライン」ではない、という視点の必要性

③ 何のために「中間支援組織」があるのか?

④ 倫理綱領的なものとしては、「自己開示」より「自分たちを守るもの」としての視点

⑤ 評価するのであれば、誰に対して開示するのかによって、変わってくる

 

①に関して私が印象に残った言葉は、「フリースクールのスタッフの専門性とは何か? それは子どもの成長を待つことができること」。

②に関しては、「成果ではなく、存在に対して評価がされてもいいのではないか」

③に関しては、「『自己評価シート』の役割として、世の中の価値観を問うようなものであればいいのではないか」。

⑤に関しては、「社会から理解を得るために」と言ったときの、「社会」とは何? という(原点的な)問いかけが大事なのではないか? ということ。

 

13時から16時半まで長時間にわたりましたが、いろんな面で考えるヒントをいただいた、有意義な時間でした。

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