受付で分厚い資料が渡され、目次はこんな風でした。
最初にアンケートの調査の報告があり、その後は6〜7人ずつ、5つのテーブルに分かれての意見交換となりました。
この意見交換の方法が面白いやり方で、一定時間、グループで話し合った後、ひとりのホスト役を決めて、その他の人は別のテーブルに移動する。
新しいグループで、残ったホスト役からそのグループでのどのような話が出たか、を聞いて、続きの話し合いをする。
一定時間を置いて、元のグループに戻り、それぞれが、どんな話が出たかを報告し合い、元のグループでの話し合いを深める。
更にまた、ひとりのホスト役を決め、その他の人は別のテーブルに移動し、また新しいグループでの話し合いを始め、一定時間を置いて、一番最初のグループに戻る。
こんな風にして、別の視点を持ち込みながら、話し合いを深めていくという方法があるんだ!と新鮮でした。
全体のまとめとして次の5つが出されました。
① 「中間支援組織」とは何? その目的、役割、機能といったものはどのようなものなのか?
② 「評価」=「お金を出すガイドライン」ではない、という視点の必要性
③ 何のために「中間支援組織」があるのか?
④ 倫理綱領的なものとしては、「自己開示」より「自分たちを守るもの」としての視点
⑤ 評価するのであれば、誰に対して開示するのかによって、変わってくる
①に関して私が印象に残った言葉は、「フリースクールのスタッフの専門性とは何か? それは子どもの成長を待つことができること」。
②に関しては、「成果ではなく、存在に対して評価がされてもいいのではないか」
③に関しては、「『自己評価シート』の役割として、世の中の価値観を問うようなものであればいいのではないか」。
⑤に関しては、「社会から理解を得るために」と言ったときの、「社会」とは何? という(原点的な)問いかけが大事なのではないか? ということ。
13時から16時半まで長時間にわたりましたが、いろんな面で考えるヒントをいただいた、有意義な時間でした。
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