「子どもの夢をつぶして、何が親か!」と言える子どもも羨ましいし、そう言える子どもに育てたんだ、というのも羨ましい。
それから、素直に「お母ちゃんは、淋しい」と言えるのも。
私は…しょっちゅう、親から「親不孝者」と言われたなあ…。
だいたい、「あなたのため」と言われて始まる言葉を私が信じないのは、こういうところからきている。
「おまえのためなんだから」といつもいつも自分たちの「願望」を押しつけてきた。
…親が、つい自分の願いを押しつけてしまうのは仕方のないこととして、でも、「親不孝者」と言ってはいけないよ。
それは、力でねじ伏せようとするだけの論理だから。
それも「愛情」を武器とした論理。
まあ、私も、一回は言ってみるんだけどね。
「…関西での就職は考えんの?」とか。
にべもなく「いや、考えん。」と言われて、それっきり。
まあ、いいよね。どこで生きても。
元気で、やりたいことやっていってくれれば。
そうそう。おじいちゃんの「この歳になると、先が見えてくる。先が見えんというのは、それだけで価値がある」(…だったかな?)というセリフも迫力あって。
息子である父親が「叶わん夢でもか?」と問うたら「ああ。夢見とる時間は、それだけで元が取れるくらい価値がある。」と。
こんな大人が周囲にいてくれたら、子どもはそれだけですくすくと育っていく気がする。
そんなまなざしがあったなら。
そんなまなざしを持つ大人になりたいですね。
画像は、この前、急に思い立って、杏樹(アンジー)を連れて行った「鬼の茶屋」。
生駒山麓中腹にあって、途中の道は険しいですが、生駒の町が一望できます。
ランチタイムに間に合わなくて、草餅セットをいただきました。
カウンセリングルーム 沙羅Sara
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