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  1. コラム
  2. 沙羅 Sara の「ほっと一息」コラム
  3. アンジーとの暮らし
  4. 出掛けてくるね
 

出掛けてくるね

2018/07/07
出掛けてくるね
今日は東京まで、ビジネスセミナーを受けに行く日。
明日はお仕事が入っているので、今日のうちにとんぼ帰りするのだけど。

4時過ぎに起きて5時前に家を出て行こうとする私に、杏樹(アンジー)が後追いします。
「ママ、どこ行くの?」って感じ。

玄関先に荷物を置き、洗面所で髪を整え、する私の後をいちいち追いかけてきては、ちょっと離れた場所で座り込み、私を眺める。


「アンジー、今日は帰ってくるからね。おりこうにしてるんだよ。」

そんな私の言葉を、聞いてか聞かないでか、ひたすらに私を見つめる。

 

「ママ、ボクを置いて行かなきゃいけないほど大事なご用事?」

 

そんな風に訴える。

そう言われると…、そんな大事な用事はない気がしてくる。

そして、なんか、こんなシーンに覚えがある気がして、心がざわついてくる。

 

「Kちゃん、ごめん! ママお仕事!」

そんな風に、私は子どもを預けて、あるいは夜などどうしようもない時には、子どもを連れて仕事に向かった。

 

子どもを犠牲にしている気がしてた。

だから、そんな時には、子どものつぶらな瞳をまともに見られなかった。

 

今はアンジーが、一生懸命に私を見つめる。

ママ、どんなご用事? と。

 

一日中、家を空けた時には、大抵、夜、ペロペロと舐めにくる。

私の手、私の肘、そして私の足までも!

全身で「ママ大好き!」を言いに来る。

 

「大丈夫だよ。アンジーとママは一緒だよ。心配しなくていいよ。」

私は、毛むくじゃらの我が子をよしよしする。

 

そうだね。そんな、大事な用事なんて、そんなにないんだろうね。

ママは、つい「知りたい!」で動いてしまって…。

おまえと一緒にいる時間はそれほどないんだろうから、おまえの1年は人間の1年よりうんと速いのだろうから、ね。

なるべく一緒にいようね。

 

…もうすぐ、京都に着きます。

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