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鈴木エイトさん講演会「奈良で問う『統一協会と政治家』なぜ元首相銃撃事件が起こったのか」2023年11月11日

2023/11/18
鈴木エイトさん講演会「奈良で問う『統一協会と政治家』なぜ元首相銃撃事件が起こったのか」2023年11月11日
一時期はテレビで毎日のように見かけた鈴木エイトさん。
その人が奈良に来る、というので、出掛けていきました。
会場は近鉄高の原駅近くの奈良北部会館。

その日は朝から「『ブッダの<気づき>の瞑想』お茶会」をしていて。
参加者と共に、お昼ご飯を食べて、会場に向かったのでした。

最寄りの高の原駅に着く前に、かつての「奈良県立平城高校」が見えて、ちょっと複雑な気持ちに。。
かつての勤務校。そして今は移転した母校。
しばし、感慨に耽ってしまいました。。

さて、教え子の野際くんを誘った時に「ちょっと激し目の人ですね」と返ってきた、鈴木エイトさん。
そうそう。そんなイメージで行ったら。
ん? なんか、ちょっと違う感じ。

マイクの音が低めなのか、ご本人の声質がそうなのか、その両方なのか。
ところところボソボソと聞こえにくい部分もあって。
それにしても終始穏やかな感じで。

うん。ちょっと意外だった。

受付で渡された講演資料には、次のような言葉が。
「安倍元首相銃撃事件で“可視化”された統一教会と政界の癒着。
反社会的なカルト団体と政治家の不適切な関係の陰で見過ごされてきたカルトの被害者たち。
権力を監視し被害者の声を拾いあげ社会に提示する役割をメディアが果たしてきたと言えるのか。
社会的弱者を救済すべき政治家が加害組織の体制保護に寄与してきた構造、そして「空白の20年」を生んだ責任はどこにあるのか。
カルト的な宗教団体による政界工作、社会はこの問題にどう向き合うのか。
地方政界との関係は。
政界とカルト団体の癒着を断ち切るためには。
山上徹也被告の今後の公判について解説します。」

うーん。そうね。
今回、私が足を運ぼうと思ったのは、最近、あんまり「旧統一教会」の話、聞かないなあ、と思ったので。
解散請求も、出された、とは聞いたけど。あれからどうなった? が知りたくて。

実は、私がこの問題に関心があるのは、別に理由がある。
この日同行した人にも初めて打ち明けたけど。
統一教会ではないけれど、カルトでもないけれど、私、とある宗教の2世信者だった、んです。。


2歳で「入信」させられて。
物心ついた時には、朝晩の「勤行」をさせられていた。
字が読めるようになると、お経の中に出てくる人の名前に気がついて。
「舎利弗」とか。…お釈迦さまの弟子の名前、ですね。
その宗教団体は、幼児絵本を作っていて。
だから、「舎利弗」がお釈迦さまの弟子で「智慧第一の舎利弗」と呼ばれていた、と知っていた。
それで、何となく。お経は「お話」なんだ。。と自分で気づいた。

まあ、そうですよね。
お経は「お釈迦さまがこうおっしゃった」(=如是我聞にょぜがもん・是くの如く、我は聞き。)ですもの、ね。
それで、何となく、漢文の語順(これは中国語の語順、ということですけれど)も、早くに理解して。

教義は、他宗教を「邪宗」と切り捨てる激しさで。
それで、子どもの頃の私は、神社なんかで「お祓い」を受けると大変だった。
(滅多に神社なんかには行かないけれど、たまにお友だちに誘われて、そういうこともあって。)
途端に発熱する。多分これは、恐怖心からと思う。
「ああ! お祓いなんか、受けてしまった。。どうしよう」

「会長」の個人崇拝につながるプロパガンダが凄かった。
でも、小学校5年生の時に、その「会長」に会う機会があって。
「…なんだ、ふつーのおじさんじゃない。。」と思った。
…まるで、神さまのように教えられてきたので。

それから、「御本尊」を返しにいくまで10年かかった。 
いざ、返す、となると母は怯えた。「バチ(=罰)が当たる…」
「お母さん、バチは私に当たるから大丈夫。返しに行こう!」
…まあ、私に「バチは私に当たるから」と言われて安心する母も母だね!と驚かれるけど。
でもまあ、私の母が、「母」だったことは一度もないので。
そこはもう何とも思わない、のだけれど。

だから私は、「恐怖」というのは、自分の心の問題、だと割と早くから気づいていた。
…そうそう。怖いのは「外」にあるのではなく。「内」にあるから、いっそ怖くて、厄介、なのよ。。

私は、物心もつかない前に宗教団体に入れるって、本当に罪だと思う。
何も、そんな足枷を嵌めなくていいじゃない?
…けれど、今も、母からはその件についての「謝罪」は受けていない。


まあ、そんなこともあり、の講演会。
声の聞こえなさ、もあるけれど。
なぜ彼が20年も前から「統一教会」を追っかけているのか、が見えてこなかった、せいで、
なんとなく物足りなさを感じているんだと、家に帰ってから、思った。

エイトさんは、淡々と、本当に淡々と話をしていかれた。
…まあ、いつも熱かったら、エネルギー続かない、とは思うけど。
それにしても「なぜ、自分がこの事件に関わるのか」について全く言及されなかった。
もしかすると、今まで散々言い尽くしてきた、からかもしれないけれど。
私も質問で聞けばよかった、のかもしれないけど。
何とも言いようのない「違和感」があって。それが何なのかがわからなくて。
質問する気にならなかった。
…私、大抵、「質問」するのに、ね。


それにしても。「旧統一教会問題を考える奈良の会」主催って。
そんな団体、あったんだ!
後から聞いたことには。事務局の佐川愛子さん。野際くんの小学校時の担任の先生だったって!
まあ、世間は狭い、ことでした。

画像は、当日渡された資料の中に入っていたチラシ。
ほお、エイトさん「冠ラジオ番組」始めたんだ!
それにしても。「毎月最終土曜日27時00分〜27時20分」って!
一体、何時? 日曜日の夜中3時ってこと?
まあ、まあ、まあ、とちょっと笑えたことでした。

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