それは、昨年12月25日、ウリスマスの日に届いた1通のメール。
葛原 昌子 様
お世話になっております。文芸社の砂川です。
以前ご応募いただきました「沙羅Saraほっと一息コラム」の件でご連絡いただきました。
当時のメモに、応募に際して伝えておきたいこととして、
「応募内容を選別してもらえたら」というような内容が記載されておりますが、
そういった作業を行った上で、出版を目指されたいお気持ちがもしあれば、
下記フリーダイヤルまでお電話をいただければ幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
株式会社文芸社 出版企画部
砂川 正臣 / SUNAKAWA Masaomi
出版企画部フリーダイヤル:0120-03-1148
TEL: 03-5369-1960 FAX: 03-5369-1961
Email: sunakawa@bungeisha.co.jp
URL: http://www.bungeisha.co.jp/
私のコラムで本を出せるの? ホントに?
私は単純に大喜びした。
それで、すぐさま電話した。その担当者に。
電話でわかってきたのは、文芸社「十人十色」大賞を目指して3年前に私が応募していること。
応募の際、大量に原稿を打ち出し、「どのコラムなら市場のニーズに耐えられるか、選んで欲しい」などという要望を出していること。
私のことを話そうとすると、「ホームページはすべて目を通していますよ。ご連絡差し上げるにあたって」とつれなく言われ、なんだか私がものを知らない人になったかのように感じた。
で、「文芸社」のことも知ってもらわないといけないから資料を送る、と言われ、12月28日に資料は届いた。
「初版1,000部から大ベストセラーが生まれています!」と題していろんな本が生まれた過程を紹介していたけど、
私への「提案」なるものは見当たらなくて。
1枚の活字印刷の文章。
ほお。3年前に応募したものをそのまま放置して、お詫びも言い訳すらものなく?
ただただ、私から連絡しろ、と?
是が非でも「出版したい」人ならば、自費出版であろうが、ゴーストライターが書くことになろうが、いいんだろうけれど。
私は違う。そうではないよ。
ということで、そのまま放置しています。
人から聞くと、なんでも「文芸社」は自費出版がメインの会社、なんだって。
それで、トラブルもたくさん生じている、らしい。
それにしても。「上から目線」だったよなあ。。物言いが。
それに。私の文章のどこが好きで、とか、このコラムがよくって、とかいう話、一切なかった、よなあ。
「私のどこコラムが一番良かったでしょうか?」なんて聞きたら。
何と答えるんだろう? …そもそも、私の書いたもの、読んだ?
だんだん、文芸社のその人が「釣り人」に見えてきた。
餌を撒いて、魚がツンツンしたり、食いつくのを。待ってるだけ、なんだろうな。
私が何の反応もせずにいても。そのまま「放置」なんだろうな。
あ、今回は外したか。と軽く舌打ちなんかしちゃったりして。
まあ、いいよ。
私は私で、こんなふうにコラムのネタにするだけだから。
63歳はもう「乙女」じゃないからね。
逞しくコラムネタに使うんだ。わかった?
画像は、昨年末に買った、アリスのガーデンランプ。
色を変える設定をしたら、こんな色にも。
そうそう、足元を照らすものは、多少暗くても、ちゃんと地に足がついてないと、ね。