2月に入ってから、そろそろだな…とは思っていました。2年ぐらい前から牡蠣のオイル漬けを作っているのですが、これがなんと、ワインによく合うのです。パスタのペペロンチーノのように用いることもできます。オイル漬けに使ったオイルを和え、トッピングにオイル漬けされた牡蠣を載せたらOK!と、ホント使い勝手いいのです。
牡蠣は2月に入ってからが、身も大きくぷりぷりしていて美味しい、ということを広島で暮らして知りました。宮島の牡蠣も地御前(廿日市市)の牡蠣も、海沿いのJR五日市駅の近くに住んでいたので、車で15分、20分もあれば行けました。
先週末に牡蠣のむき身を2kg注文して、昨日届きました。今年は残念ながら、買い付けには行けず、郵送してもらったので、送料代だけ余計にかかりましたが、仕方ありませんね。2月に入ると、牡蠣の値段も少し下がるので、1kg2500円でした。
さて、まず、牡蠣を塩で揉み洗いして、水でよくすすぎます。これを3回ぐらい繰り返し、ぬめりをよく取ります。次に、ニンニク2カケのスライスと鷹の爪の輪切り2本分ぐらいをオリーブ油でよく炒めます。そこへ、水をよく切った牡蠣をフライパンの中に入れます。水をよく切ったとはいえ、白濁した汁がたくさん出てきます。それを中火で炒りながら水気を飛ばします。大方の水気が飛んだら、オイスターソースを大さじ2ぐらい(これは好みで調整)を加えます。水気がなくなるまでソースを絡めます。
あとは、予め煮沸消毒しておいたガラス瓶に冷ました牡蠣を入れ(炒めたニンニクのスライスや鷹の爪ごと)、そこに「グレープシードオイル」を注ぎます。オリーブ油ではなくグレープシードオイルを使うのは、冷蔵庫で保存するのに白濁しないから、と作り方を教えてくれた友人が言ってました。1kgの牡蠣はやはり1000mlの容器が適切です。そこに、鷹の爪を新たに1本輪切りし、丸のままの1本とともに加えます。あ、ローリエを2〜3枚加えることも忘れてはいけませんでした。
これで、3〜4日後ぐらいからぼつぼつ食べられます。半年ぐらい持つということですが、私の場合、友人におすそ分けしたり、何よりお酒のアテにぽつりぽつり食べるので、2kgが、まあ、2ヶ月も持ちませんね。
写真は昨日出来上がった牡蠣のオイル漬けです。大瓶は1000mlと750mlしかなかったので、小瓶3つにも入れました。…さて、今年のお味はいかがかしら?