昨日は、久しぶりに梅田まで、ボイスアートのレッスンを受けに行きました。JRの事故があったとかで皆さんの到着が少し遅れ、ボイスアートマスターのまや はるこ先生と二人きりの時間がありました。以前「自分のインナーチャイルドと出会う」ワークをした時に、私のインナーチャイルドを抱っこしてあげようとして、暴れられて困ったのですが、その時に私が「子ども時代の楽しい思い出が思い出せない」と言ったのを、先生は気に留めてくださっていたのです。
最近、雛人形を買いに行った話をして、結局というか、やっぱり、というか、「母の雛人形」を買った話をしながら、「私は今から母のインナーチャイルドを母と一緒に育てていこうと思っている」ことをお伝えしました。「それじゃあ、まさこさん自身は満たされるの?」と心配してくださるので、「う〜んと、母からはもう私のインナーチャイルドを満たすようなことを期待していない、というか、別に母からでなくても、他の人に母を求めてもいいような気がして。」と答えました。
そう…多分、大学生の時の私は6歳年上の同級生に「母」を感じたし、今は…まや はるこ先生に「母」を感じている。
なんだろう…そっと気遣ってくださる優しい眼差しに、ホント涙が出て来そうになるくらい安らぎを感じられるし、気遣ってくれる存在がある、というだけで、ああよかった、と思えるものなんですね。
レッスンの後、ちょっと照れながら「まや先生に私は『母』を感じるんです。」と申し上げ、ハグしていただきました。「そうですか、それでいいんですよ」と返していただき、私のインナーチャイルドも、穏やかに笑っていました。
多分…私がボイスアートのレッスンに通うのは、ボイスアートのワークそのもので自分が「からっぽ」になれるのと、まや先生に会いたいから、ですね。だからと言って、私はまや先生に依存しているわけではない。私の抱える問題は私の抱えるものとして自分で取り組みながら、だけど、ご褒美のように、「自分を気遣ってくれるまなざし」に会いに行くのですね。
私も人に「自分を気遣ってくれるまなざし」をあげられる存在になっていきたいと思ったことでした。
画像は昨年春の奈良の馬見丘陵公園です。