昨日は、子どもの大学の教学センターに行って、担当の方に単位取得に関しての話を聞いて来ました。「私は付き添いだから」と言っておいたので、本人があれこれ聞くのを横で聞いている感じでした。
卒業に不足する単位を検定資格で補おうとすると、資格を取った後、決められた日時に「申し出」をしないといけない。…それはそうですね。教授会か何かで「単位認定」を行うわけだから。昨年度、子どもはWordの検定を受けて通ったはずなのに、それが反映されていないのは、年3回ある「決められた日時」にきちんと申し出しなかったから、ということも判明しました。…ということは、フル単位取って、なおかつ足らない単位は、あと1単位、ね。
で、最初の「決められた日時」である6月1日〜6月23日に「申し出」をするためには、4月5月に検定資格を受けていないといけない。その段階で「申し出」できないと、就活しても「卒業見込み」の書類を出してもらえない。…なかなかハードだね。
今の段階の子どもの成績と、今年度の履修登録予定の状況も照らし合わせての的確なアドバイスをいただきました。子どもが「過去に自分と同じような状態になった人がどのようにして卒業にこぎつけたかも知りたい」と言ったので、勉強法のアドバイスも加わりました。「その日のうちに、下宿に帰る前に図書館で、授業のまとめを別のノートにするんです。授業ノートを書き写す形でいい。下宿に帰ったら気が抜けるから、大学で済ませるんです。」「あまり先のことを考えないこと。考えると気が滅入ってしまっていけないから。今日のことだけを考えて、それを毎日積み重ねること。…何より積み重ねが大事だからね。」
「すみません、ちょっとメモを取りたいんで、待ってもらえますか?」と言って、子どもが取り出したのはスマホ。
「…それからね、これは就活にも関わることだけど、さっきお母さんが手帳を出してメモをとってらしたでしょう? スマホにメモ、でもいいんだけど、社会人の感覚としてはね、手帳を出して書き留めているのが印象いいんです。実際のメモの役割を考えると、手帳であろうがスマホであろうが構わないのだけど、でも、あらかじめ手帳を用意して、きちんと書き留めて残している、というのが印象いいんです。」
ありがとう。何度母が手帳を用意してメモを取れ、と言っても聞きませんでした。それをズバリ言っていただきました。
一旦下宿に戻って、ちょっと休んでから、夕食も兼ねて安佐南区緑井までアストラムとJRで行きました。「フジグラン」と「天満屋緑井」の本屋さんで子どもは本を探し、結局「フジグラン」でExcelの本を買い、それからご飯にしました。
帰りは、JR緑井駅でしばらく電車が来そうになかったので、アストラムの「毘沙門台駅」まで歩きました。広島での最初の勤務校が安古市高校だったので、緑井界隈は懐かしい感じでした。ずいぶん街並みが変わっていましたけれど、ところどころ昔ながらの店も残っていて、ちょっとタイムスリップした感覚でした。
9月5日が前期の成績発表なので、それまでが勝負だね、Kちゃん。頑張ろうね。
画像は、友人宅のベランダガーデニング。下の街並みが見えます。