初日の朝は、少し、ゲシュタルト療法の理論説明がありました。
1、3つの「気づき」の領域
2、人間を有機体として捉えること(=心と身体を分けない)
3、「今、ここ」
4、「未完了」の問題
ゲシュタルト療法のワークショップの報告は何度もしてきたので、今回特に心に残ったことだけを書き留めておきます。
「人間を有機体として捉えること」
・五感を使って、環境にコンタクトしている時=迷いがない
・自分の身体に意識が向いている時=迷いがない
・自分の頭で想像している時(思考が働いている時)=迷いがある
「今、ここ」
・思考は、将来について想像し、過去を思い出す。想像≠現実
・(一般的に社会では)感情をネガティブなものとして捉え、コントロールしようとする。
・「止めていること」が問題なのではない。「止めていること」に気づかないことが問題
・「怒り」は大事なサイン。(自分が攻撃されて)反撃のサイン。抑えると、自分を攻撃するか、「恐い」と思ってしまう。止めなければ、「どうしたらいいのか」がわかる。
・「抑えているもの」を安全に表現するのが、心理療法
「未完了」の問題
・時間と空間を超えて存在し続ける。
・完了するまで「今、ここ」に浮上する。(安心、安全であれば)
・安心、安全な場で、一緒に浮上したものをみていくのがワーク
・身体と「今、ここ」という現実の中でみていく
「3つの気づきのレッスン」の後、次のような解説も。
人生長くなると、「パターン」ができたり、「触れないでいる部分」ができたりする。「自分がどういう世界を作り出しているのか?」に気づくことが必要。
今回のワークで、まさしくそのことに気づくことになりました。
(私自身のワークは2日目で、ちょっと長くなるので、次回。)
画像は、1日目のお昼に入った、カレー屋さん。美味しかったんですが、1時を過ぎていたとはいえ、貸切状態でした。
カウンセリングルーム 沙羅Sara
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