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ボイスアート・学びの旅(1)〜浅田慈照さんのお話を聴く〜

2017/11/10
ボイスアート・学びの旅(1)〜浅田慈照さんのお話を聴く〜
昨日から、2日間の、ボイスアート仲間との「学びの旅」に出ています。
その前日夜の激しい雨が嘘のように、朝からいいお天気。

朝9時に車で家を出て、和歌山県橋本市の「光三宝荒神神社」に11時集合。
「光三宝荒神神社」は主催のまやはるこ先生のご縁のある神社だそうで。
そこにお参りをし、お祓いを受けました。
明治時代の神仏融合の名残であるのか、祝詞(のりと)般若心経の両方が唱えらました。
途中の「三礼・三拍」の作法も初めての経験でした。

神主さんは、来週はバングラディシュに10日間行かれるご予定で。
宗派を超えた「仏陀バンク」の活動をなさっていらっしゃるそうです。
お会いできたのも、丁度いいタイミング、だったのですね。

「道の駅」でお昼を取ってから、高野山、金剛峯寺の布教師でいらっしゃる浅田慈照さん宅におじゃましました。

3匹のワンコが出迎えてくれて。そのうちの1匹はダルメシアンの仔犬。まだ4ヶ月ということでしたが、結構デカかった。
ワンコたちがじゃれついたり、喧嘩したり(!)する中で始まったお話。

人の悩みの9割は対人関係だ、と。
自分の心を穏やかにできない理由は「外」にあって、だから、たとえば、自分に合わない「嫌な人」を見たら「漢字を当てはめて諦める」。

で、用意されたレジュメを見ると「毎日を楽チンに過ごすためのコツ〜干支(今年は丁酉)〜」とあって、次のような解説がありました。

  ☆丁(ひのと=日の影):強い・盛ん・壮年・当たる・出会う・ねんごろな
          釘の頭を上から見た形、横から見た形。安定するという意味を含む。
          →町(境界線)・釘(黄金、くぎを撃つ)・頂(いただき、最上部)
             汀(波打ち際、波立っていない)・訂(比べて等しくする、ただす)
  ☆酉(とり=水溶性の物をいれる、容れ物)
          →発酵させて造る(酒・酢・醤・醸・酵)
          →醜(見苦しい・恥じる・比べる)酉+鬼=面を付け、神さまに酒を注いで仕える人のさま

そのあとに、十二支それぞれの漢字の成り立ち由来と、その字を含む漢字の例が示されていました。
来年の干支(えと)である「戌」の項には、威(強い・いかめしい・力)戚(斧・親しむ・縮む)と。

嫌いな人が「戌年」だったとしたら、たとえば「だからいかめしい人なんだ」というふうに理解して「諦める」。
その人をどうこうしようとか、こんなふうになってほしいとかは思わない。
相手を変えたいというのは、相手の時間を盗んでいること。
なるべく短時間で会う工夫をすることで、スルーすることを覚える。
つまり、「感情は変えられないが、行動は変えられる」ということ。

そして、時間は経過する。
いつまでも同じ状態ではないのだから、そこ(=今、自分に合わない人がいる)にこだわる必要はない、と。

「悟り」とは、「自分の取扱説明書が書けるようになる」ということ。
自分を正しく観察し、自分の癖を知り、自分の感情を上手に扱えるようになること。

「感情(心・意)は変えられないけれど、、行動(容れ物)は変えられる」のだから、
「考え方で解決できる苦しみや悩みがある」「習慣付けで回避できる悩み苦しみがある」と理解する。
それは、過去の悩みや未来の不安(感情)を、意識的に無視(行動)する工夫をすること。

「世界とは私のこと」。私が死んだら、世界を認識する私がいなくなるということだから、世界は終わる。
だから、生きている間に何をしますか、ということ。

「なぜ、出家したのか」と問われて、お釈迦さんは「どちらがいいかを求めて」と答えた。
つまりは、判断することを求めて出家し、自分を指さして「この道」と。
自分の選んだものは何であれ、それは「間違いでない」。
人と違うことをする、というのがお釈迦さんの生き方であるのだから。

そのお釈迦さんの生き方をしようとしたのが弘法大師(空海)。
日本の僧は祖師(そうし=宗派を始めた人)を学ぶが、釈迦を学ばない。
そこに問題があるのではないか、というお話でした。

人は自分の中にある「他人」と話をしてしまう。
そして、自分の嫌いな答えを出してしまう。
「自分の中にある他人」とは、自分の今までの経験値から生まれた、自分の想像でしかない。
それは多くは「ネガティブな情報」であり、ある意味最悪の状況に備えてしまうというのは、仕方のないことかもしれないけれど、しかし、その状況は「ない」のだ、と。

あっという間に3時間が経っていました。

画像は、ダルメシアンのあーちゃん(あずき)と、(犬種名を忘れました…)うーちゃん(うどん)。

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