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夢のワーク(2)〜ゲシュタルト療法・ジャニス・ルーズベルト・ジェラルド博士のワーク〜

2017/11/14
夢のワーク(2)〜ゲシュタルト療法・ジャニス・ルーズベルト・ジェラルド博士のワーク〜

初日のワークを終えて家に帰り、強い眠気を感じたのですが、とりあえず、ジャニスさんに言われたとおりに、記憶がまだ鮮明なうちに受けた夢ワークを書き留めました。

 

「ワーカーは自分の体験をできるだけ早く書いてまとめる。

すると、新しい気づきが得られる。

そして、書き終えたあと1ヶ月は見ない。

1ヶ月経った後に見ると、また新しい理解が出てくる。

これは自分自身の物語を読み返す体験で、“それ”がなぜ重要なかがわかる」

 

オレンジ色の明かりにもなった、アンジーにもなり、トイレにもなった…と考えていると、仏壇にはなっていないことに気づきました。

そう思いながら、ちょっと仏壇になるのには抵抗があることにも気づきました。

 

…仏壇に背を向けて座ったんだから、仏壇には何か抵抗があるのかな?

ジャニスさんはなぜそれがわかった?

 

2日目の朝のチェックインの時に、聞いてみました。

 

「仏壇になってもらうことも考えたけど、少し違う気がした。」

「仏壇はあなたにとって、とてもパワフルだと感じた。」

 

その言葉で、あ、仏壇は父だったんだ…!と気づきました。

…なんか、用を足そうとして、叱られそうだよね…という気もしてきた。

 

「別の機会に、同じ夢を取り上げて、仏壇になることをやってもOK」と言われたけど、私はなんとなく、今回のワーク中に仏壇になるように言われたら、なんか、叱られそうで、萎縮してしまうような気がした。

だから、ジャニスさんの(仏壇になることを提案しない)判断は正しかったのだと思う。

…直観でわかるのですね。

 

あとは、ワーク後に話された言葉のうち、印象的だったものを断片的に拾い挙げていきたいと思います。

 

 

・多くの場合、「忘れたからいい」と夢を小さく見すぎる。あまりにも変すぎて覚えてない、とか、重要じゃない、とか。「たいしたことない夢だった」と思うこと自体、何かあなたの人生で大切なことを避けている。

・一旦「重要じゃない」と思うことをやめてみる。

・覚えてない夢も必要があれば戻ってくる。

・(「夢と違うことが出てきても、止めずにいた方が良いのか?」という質問に対して)時と場合による。ゲシュタルトでなくても、本人が体験している流れを止めない、というのが重要。外から突然入ってきたものが、本人にとって重要かどうか。夢の中で起きていることは実生活で起きていることと同じ。

・私が求めているのは、横から入ってくるものに左右されずに、本人が自分の追求したいものを追求すること。このドリームワークの中で、クライエントが、自分の人生を邪魔するものは必要ないと認識することが大切。

・但し、自殺願望がある、愚かしいことをして自分を傷つける人を前にすると、良き親になろうとする。良き親として、というのは、この人の探求、人生の旅がどの方向に行こうとするのか見る役。

・自分を嫌っているクライエントに「自分を嫌ってはいけないよ」と言えない。自分を好きになるステップを用意することはできる。

・または「私はあなたが自殺しないといいなと思っている」と伝えることはある。一方で誰かが誰かの間違った行為を止めることはできないと知っている。誰かの成長、魂の成長を支えることはできる。

・いいセラピストになれば、全て丸く収まると思っていた。この考えは7、8割がた合っていた。ただ、他人の人生をコントロールすることはできないと知りました。しかし、私たちは常に自分のベストを尽くすことはできる。

・あなたが変化する唯一の道は、あなたが今どこにいるのかを把握することです。つまり、あなたが行き詰まったら、行き詰まり感の中に浸って一緒にいること。大事なことは行き詰まりと闘わない。ご自分と一緒にあり、行き詰まりと共にあること。

・ゲシュタルトの関係性の話でいうと、自分がベタベタに離れられない状態になっているのを、誰か他者が剥がす必要がある。

・夢というのはあなたの過去・現在・未来をつなぐもの。

 

 

「The healing power of dreams」という表題がプログラムに記載されていました。まさしく、「夢の癒しの力」なのだと思いました。

他の人のドリームワークで、その人の夢の中に入り、一緒に逃げたりする自分も体験しました。(ワーク終了後、なんだか、足がだるくなっていることに気づきました。)

脳でイメージすることは、実体験と同じなのかもしれない、と気づきました。

 

豊かな時間でした。

82歳というご高齢でしたが、また、来年も来ていただきたい、再びワークを受けたいと思ったことでした。

 

画像は、朝の杏樹(アンジー)との散歩で見つけた街路樹の色づき。

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