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「読書への誘い」第100号更新を終えて

2018/07/13
「読書への誘い」第100号更新を終えて
昨日で、「読書への誘い」第100号更新を終えました。
Facebookで「おめでとうございます!」なんて、お祝いの言葉を戴いたりもしたのだけど。

う〜ん…ちょっと複雑な気持ちになってしまいました。
だって、これは過去の「Works」(仕事)だから。
2001年から2011年の。

その時の私が頑張ったわけで。
うん、確かに当時の私は頑張った。
毎週の発刊は結構大変だった。

毎週水曜日ぐらいから紹介する本と、それから紹介する詩を探し始め、
金曜日には紹介する本の、紹介する箇所を決め、
土曜日には紹介する詩を、日曜日には紹介する本の紹介する箇所を打ち込み、
そして、月曜朝は、いつもよりさらに早めに学校に行って、印刷する。

真面目に毎週発行したら、1年間に35号。
来る週も来る週も、ホント、「行(ぎょう)」のような日々。
それでも生徒たちに伝えたい気持ちが抑えきれなくて、作り続けた。

それがそのまま埋もれてしまうのも残念な気がして、それで更新しているのだけれど。

…そう、それが209号まで。

でも私にしたら、本を読むことは、それこそ呼吸するぐらい私に自然なこと、必要なことで。
どんなに忙しくても、本を読まない時はなかった。

毎週発行でないときは、私が精神的にダウン気味のとき。
毎日の業務に追われて、それでいっぱいいっぱいの時。

そんな自分の精神状況まで、読めてくる。

図書室の司書の方と連携できたときには、紹介した本を図書室に置いてもらうこともした。
生徒の反応のいいときには、借りに来る子が何人もいたりした。

そう。だって、読みたくなるような「とっておき」の箇所を紹介したんだもの!

まあ、この作業は、校内模試の現代文試験問題の「問題文」ストックにもなった、という「オマケ」付きだけど。

これは、ね。私が昔、高校生だった時に、進研模試の試験問題文に触発されて、本屋さんまで買い求めに行ったことが何度もあったから。
特に、現代評論なんか、教科書に載っているものより、試験問題に採られている文章の方が、格段に面白かった。

で、1冊の本を読むと、「試験問題文」では見えないことを発見した。
面白いのは、その「問題文」に採られている箇所だけで、他はそんなに面白くなかったり。
「問題文」に採られている箇所以外も、全部、面白かったり。

他はそんなに面白くなかった場合は、どんな風に「編集」して面白くみせたのか、が分析できた。
他も面白い場合は、1冊の本がどんな構成で書かれているのかを、分析した。
現代文だけは、模擬試験を受けるのが楽しみだった。
逆に、なぜ教科書教材は面白くないのか、も考えるようになった。

…こんな風に思い出すと、私も楽しみながら「読書への誘い」を作っていたんだなあって思う。
だから、続けられたのでしょう。

209号まで更新し終えてから、今の私の「オススメ」を紹介しようかと思っていたけど、
同時進行的に、私の「今オススメ」を始めてもいいのかもしれない、と思い始めました。
…誰に? というのが次に来ますけど。

「読書へ誘い」第1号から第209号までは、高校生に、でした。
さて、今の私は、誰に贈りたいだろう…。
…やっぱり、カウンセリングルームに来られているクライエントさんに、のような気がします。

画像は、朝の杏樹(アンジー)との散歩で見かけた、ご近所の外壁。
光の当たり具合で影が変わるのは、ちょうど人によって反応が変わるのと同じで、
多くの人に「読書への誘い」を差し出して、その反応の違いを「豊かなもの」として私は味わいたかったのだと思います。

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