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植物はなぜ、有用な成分を作り上げたのか?〜メディカアロマの「薬草(メディカル・ハーブ)講座」〜

2019/09/27
植物はなぜ、有用な成分を作り上げたのか?〜メディカアロマの「薬草(メディカル・ハーブ)講座」〜
昨日は、月1回の、ナード認定校「メディカアロマ」での、フォローアップ講座、の日でした。
「フォローアップ講座」というのは、最初の「アロマアドバイザー」コースや、その次の「インストラクター」コース修了者に向けての講座です。
…いえ、本当は「インストラクター」資格保持者対象、と書きたいところですが、なんとか「アロマアドバイザー」資格は取ったものの、次の「インストラクター」資格は、講座受講を終えても試験すら受けないまま…今に至っているので、…内心、忸怩(じくじ)たるものがあって。

そのフォローアップ講座の今年度のテーマは「薬草ーメディカル・ハーブ」。
第9回の昨日は「痛みを取るハーブ」、ということで、講義のあと3種のハーブが紹介されました。

その3種とは、「フィーバーヒュー」「ラズベリーリーフ」「メリッサ(レモンバーム)」。

「フィーバーヒュー」は「奇跡のアスピリン」と呼ばれる鎮痛薬で、偏頭痛や関節炎、月経痛、リュウマチに効くそうです。

但し、禁忌事項があって、2歳以下の乳幼児・妊婦、キク科アレルギーの人は、ダメ、それから、アスピリンやワルファインとの併用に注意が必要になるので、服用している場合は医師に相談が必要とのこと。

 

「ラズベリーリーフ」は、「安産のお茶」としてヨーロッパの助産婦に用いられてきたそうで、月経痛の緩和にも効くそうな。

禁忌事項はないものの、妊婦が初期に使用する場合は医師に相談、とのこと。

 

「メリッサ(レモンバーム)」は鎮痛作用以外に、鎮静作用もあり、心身の緊張による神経性胃炎や消化器系機能障害に効くそうです。身体を温めるので、風邪の引き始めにも、とか。ヒステリーやパニックをなだめる作用もあるそうです。

禁忌は知られていませんが、切断した葉に含まれる精油成分は通常の保存(遮光・室温)で3か月で当初の30%まで減少するそうなので、「摘みたてを飲む!」ことが大事みたいです。


右から、「フィーバーヒュー」「ラズベリーリーフ」「メリッサ(レモンバーム)」。

「フィーバーヒュー」はティースプーン山盛り1〜2杯に熱湯150mlを注いで10分間の抽出。

「ラズベリーリーフ」はティースプーン山盛り2杯に熱湯150mlを注いで5分間の抽出。

「メリッサ(レモンバーム)」はティースプーン山盛り1〜3杯に熱湯150mlを注いで10分間の抽出。

だそうです。


いつものことながら、中田先生のお話が興味深くて。
「植物はなぜ、有用な成分を作り上げたのか?」という話になったのですけれど。

植物は、「動かない」選択をしたから、生き残るために薬も武器も自分で作り出さなければならなかった。
もしも、何かあったときのために、「薬=毒」を繊毛や液胞などに蓄えていた。
同時に、その毒が自分に回ってはいけないので、「毒消し」も、備えていた。

私たち動物には、「薬=毒」も「毒消し」も体内に蓄えておくような仕組みは持っていない。
だから、薬効だけを期待して作った「薬」を用いると、副作用が起きる。
ハーブに副作用が起きないのは、薬効が期待できる成分だけでなく、余計な「毒消し」作用を持つものまで含まれているから。

いやいや…本当に面白い。
19世紀には化学の発展に伴い、薬草から有効成分の単離、合成に成功したから、科学的薬品が生み出された、というのです。
だから、「白い薬」は「緑の薬」の「全体を使う」のと違うから、副作用が生じるわけですね。

中田先生の無尽蔵の知識と、分かりやすい語り口に魅了された2時間でした。

画像は、連休中に訪れた生駒山中腹の鬼取町にある「鬼の茶屋」の、外のテーブル。
秋桜などの季節のお花が、投げ入れ的に活けてありました。

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