昨日は、タイミングのあった時に、好みのレッスンを受講できる1dayレッスンとして、「ハーブと小豆のエコカイロ作り」があったので、それに参加してきました。
講師は、メディカアロマ卒業生の池田さん。
ご自宅で、ハーブもバラも育てていらっしゃって、いつぞやは、丹精込めて育てたバラから蒸留してオイルを取る、その作業を実演していただきました。(1年前、でしたか…。「ほっと一息」コラムでも紹介したように思います。
ご自分でアロマとハーブを扱うお仕事をされているそうな。
まず、「乾熱」と「湿熱」のお話があって。
「乾熱」は使い捨てカイロのように、熱いけど身体をしんから温めてくれない…というか、そういう温め方をしないもの。
それに対して「湿熱」は、じんわりと温かさが広がる「小豆カイロ」や「ダイズカイロ」。
湿熱式の方が、熱伝導が大きくて、筋肉を柔らかくし、血管を拡張させるんだそうな。
…ここで、まず「ほお…!」と。
小豆の水分は15,5%、大豆の水分は12%。
それより水分量の多い緑豆は、26%。…だけど、手に入りにくい。
手に入りやすい小豆を用いる理由は、そういう事情で。
小豆懐炉(アズキカイロ)の使い方は次のとおり。
1 目を温める→眼精疲労・ドライアイの改善
最近言われる、ブルーライト。睡眠障害を引き起こしたり、あげく肥満にもつながったり、その予防にも。
2 お腹を温める→生理痛・内蔵機能の改善
3 肩こり・腰痛の改善
肩こりは、急性は冷やすんだそうです。温めるのは慢性の場合。
慢性肩こりは、ストレス・運動不足で筋肉が固くなって生じるもの。
肩を温めるより、首と肩甲骨を温める方が効果的。
4 太ももを温める
血流が滞ると冷える。
驚いたのは、小豆は熱を取る働きもあるから、夏も使える、と言われたこと。
ダイズも同じような使い方ができるけれど、触感が違うので、まず小豆から、と。
<小豆カイロのデメリットと注意点>
1 20分〜30分しか持たない。
2 1度使うと、次に使うまで4時間あける。完全に冷め切る時間が4時間。小豆がハジケてしまう。
3 加熱しすぎると小豆が割れ、そのまま放置すると虫が発生する。加熱時間に注意。
4 カビが発生しないように管理する。(冷蔵庫保存)
そんな説明を受けた後、ハーブとして用意していただいた「ローズ」「カモマイル・ジャーマン」「ラベンダー」をいただき、小豆一人150グラムも。
バラは…ダマスクローズを輸入されたもの、だとか。
あとは…チクチクと苦手な裁縫。
ちょっと時間切れになって、私はまだ仕上げておらず。
近日中に、と思っています。