日曜日の朝。
今朝はゆっくりと、12月20日金曜夜に行われた、浅田慈照尼のお話を振り返りたいと思います。
「アワむすびの会」の第3回目。
「アワむすびの会」とは、チラシに「音楽やお話、発酵料理を発酵料理を通じて、様々な相反するものが和合し、つながる・結ぶ・世界が広がるきっかけを創る会です。内容は毎月変わります。」とありました。
「参〜SUN〜による演奏」のあとに、おもむろにお話が始まり。
いつもはメモを取るのですが、その日は何か…振り返ったときに、心に残っているものをまとめたい気がして。
何の話が印象に残っているか…。
そうですね。まずひとつめ。
慈照さんは、女子高、女子大を経て、高野山大学に行かれたようで。
いきなり、男ばかり。
女子ばかりの時には、競争がなかった、と。
それが、いきなり「序列」の世界だった、と。
男女比は8:1と言われたか…?
だったら、女の子にとって「よりどりみどり」なハズなのに、
どうも、男女では、その「捉え」が違う。
どの男も、ひとりの女の子のところに行くのに、自分は1/8という自覚がない。
何人居ようが、自分を選んでくれるもの、と思っている。
この自信は何? とこから来るものなの? と。
片や、女の子ときたら、熱心に言い寄られると、つい付き合ったり。
「あんなん、やめとき」と言っても、好きやーと迫られると情に流されて。
でも早晩ダメになる。
女の子は、判断の軸が相手にある。
…この、男女の違いは、何? と。
ふたつめ。
カルガモ(だったか…?)のお母さん。
小ガモが数匹、あちらこちらで、泳いでる。
その全ての小ガモに目配りしながら、それぞれの特性を見ている。
…あの子は、鈍くさい、あの子はおっちょこちょい、あの子は面倒見がいい。あの子は…。
それで、いざ何かに襲われそうになったとき、どの子のところに行くか即座に判断して動く。
…あの子は自分でなんとかする、あの子は、近くに居るあの子を助ける、あの子は…こりゃダメだ!
女は、基本、複数のことを同時にやれる。
けれど、男はそれができない。
その話を聞いたとき、私は結婚していたときのことを思い出した。
まだ、土曜日に学校があった時代、仕事に出る前に、これとこれをしておいて、と箇条書きで5つほど書き出したものを渡す。
それは、私だったら、半日で済ませられる用事。
だのに、夕方帰ってきて、5つのうち、済んでいるのは1つ、よく出来て2つ。
…なんで!? とよく思った。
ああ、週末だから疲れてたのね、と思うようにしていたけど、違ったんだ!
けれど、そのツケは、間違いなく私に来る。
必要な「用事」だから。誰かがしないといけない「日常の用事」だから。
だから私はいつも、くたくただった。
みっつめ。
そんな風に、たくさんのことをこなせない男どもは、女に嫉妬する。
そして、嫌がらせする。
…そうね。男の嫉妬から来る嫌がらせには、随分あってきた。
学校に勤めていたときもあったけど、今も、ある。
関西カウンセリングセンターでの統合的心理療法セミナー。
お目当てのH先生の講義と同時に、W講師だったので、もうひとりの講師の講義もコラムにまとめた。
そして、メールアドレスをいただいた、もうひとりの講師と、参加されていた、このセミナーに関わりの深いS先生には、すぐさまコラムのURLを送った。
S先生には「復習になります」「熱心に参加していただきありがとうございます。」とメッセンジャーでお返事をいただいていた。
もうひとりの講師からは、削除を求められた箇所があったので、それにも応じた。「安心しました」とのメールもいただいていた。
それは、11月初めのこと。
それで終わったかと思っていたら、12月19日に関西カウンセリングセンターの専任講師から、記事の訂正を求めるメールが届いて。
私は、許可を得ていないお目当てのH先生からか、と思ったのだけど、そうではなくて。
講師の発言もかなり書き込んでいるのはH先生の記事で。しかし、それはいいのだ、という。
削除を求めてきたもうひとりの講師の当日配付資料の「図」がいけないのだという。
…しかし、研究論文に公開されている「図」で、しかも誰のものかを明記しているものに削除を求める? と思ったけど、言われるままに削除した。
さらに!
事例研究は出してはいけない、は理解していたので、その事例に関する講師陣の発言を書いた。それがいけない、という。
誰が何を言ったか。
けれど、私は、どうでもいい発言ではなくて、問題の核心を突く発言だったから取り上げただけで、本当に、全く、何がいけないのか理解できない。
関西カウンセリングセンター専任講師は何と行ってきたか。
「各講師の発言が「 」の形式で詳細に掲載されていると、場合によっては各講師の意図とは異なる伝わり方をする可能性がありますので、ご配慮をお願いします」
いや、あのね。
各講師の意図とは異なってはいけないから、わざわざURLを送ってるのよ。
齟齬があるなら訂正に応じる気があるから、そうしている。
そして、実際に訂正を求められたから、それにも応じた。
…これのどこが問題なの?
私が、研修内容をまとめるのは、「対話」の場を持ちたいがためで。
そうでないと、「ひとりよがり」になってしまうでしょ? 学び手も、講師も。
私は直接お電話して、専任講師に言った。「もうひとりの講師の先生にも、S先生にもURLを送り、見てもらっているのですが。」と。
すると、「会議をして、その場にS先生もいらっしゃっての話です。」と。
なんなんだろう…と思いつつ、問題の3つめのコラムをまだ「訂正」仕切れてない状態なんだけれど、
「訂正」したら、メール連絡することになっているのだけど、
そこに、S先生から紹介された「日本心理療法統合学会」への入会申込みに対する返事が来ていることに気づいた。
送信日時は12月10日。私が気づいたのは12月21日。
「入会審査の結果につきまして、大変永らくお待たせしてしまいまして誠に申し訳ございませんでした。
過日開かれました理事会にて、葛原様の守秘義務に関するご認識について、疑義が発せられました。
関西カウンセリングセンターにおける、守秘義務誓約済みの講義内容の特に事例部分に関して、複数回、ブログへの掲載事案が複数の理事から報告されました。
審議の結果、「入会保留」とさせていただく事となりました。
そして、守秘義務に関しての誓約を、紙面にて署名捺印されたものをご提出いただくことで、改めて再審査させていただく事となりました。
つきましては上記の物を下記にご郵送ください。」
いやぁ、なんというか…、どこでどう連携しているの? というぐらい見事なチームプレー。
もう入会の気持ちは吹っ飛んでしまっているんだけれど、何に対してどう判断したのかの詳細が聞きたい、気はする。
まずは、S先生に。あのメッセンジャーのお言葉は何だったのか。
何か、違反しているというならば、その時点で、指摘されてもよかったのではないか。
そうではなく、「組織」の力を借りるのは、なぜなのか。
それからもう1人の講師に。
メールでやりとりして、「安心しました」とのお返事をいただきましたよね?
あれは何だったのですか?
個人ではなく、「組織」決定で、こんな風に来られるのは、何か私を排除しようとする意図を感じるのですが、違っていますか?
穿った見方かもしれませんが、私は、私に対する「嫉妬」を感じるのですね。
…これまで、教員を31年やってきて、本も出し、論文も書き、冊子も作り、総合学習のカリキュラムも作り…してきた私に、向けられた多くの視線は「嫉妬」だったので。
あ、こんなところに話が行ってしまった。
慈照さんのお話の要点は、だから、女は女同士、手をつなぎましょう、だったかな。
…慈照さん、ごめんなさい。こんなまとめの仕方で。