遊ぶ友達が誰もいなくて、しゃくだから大声でめちゃくちゃの歌を歌った、かんた。
「ちんぷく まんぷく あっぺらこの きんぴらこ じょんがら ぴこたこ めっきらもっきら どおんどん」
すると、どどーっと風が吹いて…穴の中に吸い込まれ、出会ったのはおかしな3人、「もんもんびゃっこ」と「しっかかもっかか」と「おたからまんちん」。
3人と楽しい時間を過ごしたのだけれど、さて、どうやってかんたは、お家に帰れたのかな?
なんだか訳のわからない、呪文のような言葉が楽しく、ついつい口にしたくなります。
…でもこれがなかなか一口には言えないものなんです。
子どもたちは夢中になって「れんしゅう」しますよ。
ふりやななさんって確か外国にお住まいだったような…。
ダイナミックな画面構成も魅力です。
「こどものとも 傑作集」としてハードカバーで出ています。福音館書店です。