なんだろう? これ…と手に取ったのが、きっかけでした。
一風変わった絵と、絵の左右に書かれた文。
しかも、左側の方は逆さまになっていて…。
さて、あなたには、わかりましたか?
そう、正面から見た絵の解説は右側に、逆さまにして見た絵の解説は左側に書かれていたのです!
正面から見た絵は悲しそうな顔に見えても、逆さまから見た絵はごきげん良さそうで…。
そう! ものごとは逆から見たら、全く違って見える!ということを、実際に描いて見せてくれた絵本です。繰るページ繰るページ、本当によく出来ているなぁと感心させられます。
新風舎から、2000年に出ています。
掲載の作品の一部は、「からくりミュージアム」(東京・渋谷)に収蔵されているようです。
そうそう、言い忘れていました。
タイトルは、前から読んでも後ろから読んでも「まさかさかさま」、回文になっています。