昨日、子どもの成績が出て、卒業に46単位足りない、と、電話してきました。1年間に取れる単位は44単位なので、2単位足りない。「…留年?」「いや、検定資格を取れば、単位認定される。だから、まだ、決定じゃない。」…だそうです。成績が出れば、それを持って帰っておいで、と言っていたので、昨晩、帰ってきました。
朝4時半起きの私は、夜が早い。夜、いろいろ話をしようと思ったけど、私のおネムタイムがやってきてしまいました。
それでも頑張って、お風呂から出てきた子どもに、10時ぐらいから話を少ししました。「…今回は何単位落とした?」「…6単位」「…じゃあ、Kちゃん、『フル単位取得』は一度も達成してないわけね? …だったら、4年生で、前期も後期も『フル単』で、資格試験にチャレンジして、卒論書いて、その上就活って…ムリだと思う。」
決めつけるのもどうかと思ったけど、それを切り出すのに逡巡したけど、でもどう考えても2兎も3兎も追っている気がして、「二兎を追うものは一兎も得ず」「虻蜂取らず」とか…いろいろ言うでしょ? と。
「…うん。知ってるよ。だったら、前期は就活しないで、前期にフル単取れたら、就活続行することにしていい?」「…それはいいけど、でも、3年の終わりに単位が足りてない人がどんな風にして卒業していったか、就活をどんな風にしたのか、留年した人の就活状況とか、情報を集めないと。そんな話は大学のどの課に相談すればいいの?」「…教学センター、かな?」「だったら、電話してアポ取って。私も話を聞きに行くから」「…それ、4年の前期終わってからじゃ、ダメ?」「情報は、早い方がいいの。考える時間が取れるから。無駄になるかもしれないけど、その時はラッキーなこと。いい?人の話を聞いて、その通りをするんじゃないの。人の話を聞いた後、自分はどうするのかを考えるの。自分はどうするかを選ぶの。早く情報を得た方が、選択の幅が広がるでしょ?」
「この歳になって、親が大学に電話するのもどうかと思うでしょ? 自分で電話しなさい。どう言ったらいいか、今晩中に考えて書き上げてごらん。明日朝、見てあげるから。それから自分で電話する。私は、ついていくだけだからね。自分で何を聞くか箇条書きにしておくこと。」
そう言って昨日は休みました。今朝は8時には起きると言ってたので、続きはそれからです。子どもの帰る日時が三日ずれたので、私は今日の日中、人と会う約束があります。10時には家を出ないといけないので、それまでの時間に子どものメモ書きをチェックしようと思います。
今日の夕食は、子どものリクエストで「鶏肉のカレー煮込み」。鶏のもも肉丸々を強火で焼き、日本酒で蒸して、その後カレー粉を二種類以上加えて煮込みます。セロリを丸々1本煮込みに使います。…これは若い時に自分で考えた料理なのですが、これが食べたいみたいです。うちの子どもの「おふくろの味」は「肉じゃが」ではないのですね…。
じゃあ、夜を楽しみにしててね。
画像は3ヶ月の頃の杏樹(アンジー)。子どもが帰ってくると、飛び跳ねて喜びました。