大阪・奈良 生駒駅徒歩6分の心理カウンセリングルーム
オンラインでも受けられます
教員歴31年の独自メソッドで、超短期で不登校、夫婦関係、親子関係、職場の人間関係などの悩みを解決
全く効果がなければ返金保証いたします
生駒市元町2-4-20
  1. コラム
  2. 沙羅 Sara の「ほっと一息」コラム
 

沙羅 Sara の「ほっと一息」コラム

沙羅 Sara の「ほっと一息」コラム
日々の暮らしの中で、ちょっと気づいたこと、ほっと一息つけるようなことがらをコラムとしてまとめました。
あなたの「お役立ち」になるかどうか、心許ないですが、興味を持った「カテゴリー」から読んでみてくださいね。

カテゴリーごとに選べます。
選択
子どもとの時間
2017/04/06
子どもとの時間(4)大学4年生 ①  
昨日は、子どもの大学の教学センターに行って、担当の方に単位取得に関しての話を聞いて来ました。「私は付き添いだから」と言っておいたので、本人があれこれ聞くのを横で聞いている感じでした。

卒業に不足する単位を検定資格で補おうとすると、資格を取った後、決められた日時に「申し出」をしないといけない。…それはそうですね。教授会か何かで「単位認定」を行うわけだから。昨年度、子どもはWordの検定を受けて通ったはずなのに、それが反映されていないのは、年3回ある「決められた日時」にきちんと申し出しなかったから、ということも判明しました。…ということは、フル単位取って、なおかつ足らない単位は、あと1単位、ね。

で、最初の「決められた日時」である6月1日〜6月23日に「申し出」をするためには、4月5月に検定資格を受けていないといけない。その段階で「申し出」できないと、就活しても「卒業見込み」の書類を出してもらえない。…なかなかハードだね。

今の段階の子どもの成績と、今年度の履修登録予定の状況も照らし合わせての的確なアドバイスをいただきました。子どもが「過去に自分と同じような状態になった人がどのようにして卒業にこぎつけたかも知りたい」と言ったので、勉強法のアドバイスも加わりました。「その日のうちに、下宿に帰る前に図書館で、授業のまとめを別のノートにするんです。授業ノートを書き写す形でいい。下宿に帰ったら気が抜けるから、大学で済ませるんです。」「あまり先のことを考えないこと。考えると気が滅入ってしまっていけないから。今日のことだけを考えて、それを毎日積み重ねること。…何より積み重ねが大事だからね。」

「すみません、ちょっとメモを取りたいんで、待ってもらえますか?」と言って、子どもが取り出したのはスマホ。

「…それからね、これは就活にも関わることだけど、さっきお母さんが手帳を出してメモをとってらしたでしょう?  スマホにメモ、でもいいんだけど、社会人の感覚としてはね、手帳を出して書き留めているのが印象いいんです。実際のメモの役割を考えると、手帳であろうがスマホであろうが構わないのだけど、でも、あらかじめ手帳を用意して、きちんと書き留めて残している、というのが印象いいんです。」

ありがとう。何度母が手帳を用意してメモを取れ、と言っても聞きませんでした。それをズバリ言っていただきました。

一旦下宿に戻って、ちょっと休んでから、夕食も兼ねて安佐南区緑井までアストラムとJRで行きました。「フジグラン」と「天満屋緑井」の本屋さんで子どもは本を探し、結局「フジグラン」でExcelの本を買い、それからご飯にしました。

帰りは、JR緑井駅でしばらく電車が来そうになかったので、アストラムの「毘沙門台駅」まで歩きました。広島での最初の勤務校が安古市高校だったので、緑井界隈は懐かしい感じでした。ずいぶん街並みが変わっていましたけれど、ところどころ昔ながらの店も残っていて、ちょっとタイムスリップした感覚でした。

9月5日が前期の成績発表なので、それまでが勝負だね、Kちゃん。頑張ろうね。

画像は、友人宅のベランダガーデニング。下の街並みが見えます。

幸せをおすそ分け
2017/04/05
友人宅にて  
昨日のお昼、久しぶりに会った、広島での最初の友人と「お好み焼き」ランチをして、引っ越したばかりの友人宅マンションに行きました。JR駅前の最上階の一画で、ベランダからは瀬戸内の海も遠くに見えて、周辺が一望できました。2月末のマンションの鍵引き渡しで、引越しは3月初めにしたそう。1日3件くらいのペースで引越しが続き、まだ全戸の引越しが完了していないので、エレベーターなどには、養生のためのものが貼り付けてありました。

「どう? 毎日」「…3月は引越しと学年末の締めくくりと退職にまつわるあれこれで大忙しで、ずっと走って来て、4月になってやっと、一息ついたとこだから。4月に入ってからも退職後のいろんな手続き、たとえば健康保険証のこととかで、連絡をしないといけなかったりして、バタバタ。だから、まだ落ち着いてない」

そうだよね。「片付け」なければいけないことが山積みで、そんな「退職したこと」を味わっている余裕、まだないね。

夕方5時から始めたディナーで、二人でスパークリング1本と、ワインを半分開け、今後の彼女の予定を聞きました。5月に1ヶ月間フィリピンで「語学留学」して、缶詰になってブラッシュアップしてから、TOEICを受けて、留学を考えるそう。なかなかハードだけど、でも、楽しんでやれそうだね。

「この歳になったら、もう、『自分の学びたいこと』しか学びたくないんよ。余計なことはもういいって気持ち。40代で英語教員資格を取った時には、面白くもない授業を、単位取得のために取らないといけなかった。そういったことはもうしたくない。だから、どこに行って何を学ぶかはよく考えるつもり。」…ああ、私が心理系の大学院進学をやめたのと同じだね。必要だと思えば努力するけど、闇雲に何かの「資格」を取るためだけの我慢はできないんだ…。うん、わかるよ。

彼女の横顔を見ながら、25年間の広島での月日を思い、26年間の彼女との付き合いを思いながら、彼女の留学先にも追っかけていこうと考えていました。…私の楽しみも増えるね!

画像は、私が引越しのお祝いにあげたプリザーブドフラワーを、飾ったところ。(プリザーブドフラワーは、画像左下。)





吉野弘の詩
2017/04/04
他人の期待に応えない〜吉野弘の詩「奈々子に」〜  
昨日はちょっと重い詩を紹介したので、今日は、ほっこりする詩を。「読書への誘い」の第5号で紹介したものです。



続き
詩の世界
2017/04/03
金子光晴の詩「湖水」  
昨日の毎日新聞の2面に、作家の中島京子の「森友問題の本質ーイデオロギー教育の危険ー」と題しての文章が載っていました。一部抜粋します。



続き
教育
2017/04/02
小室淑恵(ワーク・ライフバランス社長)の「経済観測」から  
2017年3月31日付けの毎日新聞の「経済観測」というコラムに、ワーク・ライフバランス社長の小室淑恵さんの「生き残りかけ『働き方』戦略」と題した文章が掲載されていました。
労働基準法改正が「原則年間360時間、繁忙期を含んでも720時間。繁忙期でも単月100時間未満という上限を加える」ことであるのに対して、「過労自殺した高橋まつりさんの思いはいかされなかったのか、と無念に思う人が多いだろう。」としながらも、「しかしそんな上限設定にこだわっている企業は少数派となりつつある。」のだと言います。以下、記事を引用します。


3月には、各社が働き方改革に取り組んだ結果を発表する会が各地で開かれた。
日本通運の海運事業部門では月間残業が平均20時間を切ることを目標に取り組んできた。
物流業界では厳しすぎる目標ではないかと懸念したが、寺井克宏常務は「現状に合わせた目標設定ではダメだ。
学生から選ばれる企業は月間20時間以内。
それができなければ今後いい人はこない」と繰り返し社員に伝え、三つのグループのうち一つは、既に20時間以内を達成した。

三重県の鈴木英敬知事は「働きやすい県にしか、人が集まらなくなる」と改革に県全体で取り組んだ。
地方創生交付金を活用し、2年かけて県内企業13社に働き方改革のコンサルティングを導入。
その結果、「有料老人ホーム「虹の夢とば」では取り組んだ部署の離職者が一人もいなくなった。

従業員13人の電気工事業「誠電」では時間当たりの生産性が3倍に。
58人の調剤薬局「エムワン」では売り上げ増と有給取得率3倍を達成し、学生からの就活エントリー数が5倍に増えた。
三重県で30日に開催された事例セミナーには全国から自治体などの担当者が200人詰めかけた。

3年前から取り組んできた豊田通商の加留部淳社長は断言する。
「働き方改革は政府に言われてやることではない。企業の生き残りをかけての経営戦略だ」。
人口減社会で生き残る企業・業界・自治体になれるか問われている。


なるほどねえ…と思いました。
「人口減社会」であることを見据えたら、他に選択肢はない、ですものね。
政府の発想は、「外国人労働者の受け入れ」という方向ですが、しかし、それでは「ワーク・ライフバランス」(=仕事と、家事・育児・地域等との関わりという個人生活の両立)を取る、という視点にはなかなか立てない。
「社畜」という奴隷生活から抜け出て、人間らしい生活を送るためには、「ワーク・ライフバランス」は欠かせないものですから。

やはり、企業・自治体が生き残るためには「人」が財産ですものね。
そういう発想に立たない限り、生き残れない。

いいですね。こういった傾向。
だからこそ「学校教育」も画一的な労働者を育成する発想から抜け出ないと、と思います。
…確かにいろんなことを発想するためには、基礎学力が必要。
でもその基礎学力の育成は、まんべんなく全てを同時に、でなくてもいいはず。
何もかもを同時にできるようにならないといけないと、できない部分を責め立てるのではなく、できる部分を伸ばして、できないことにも少しチャレンジする気持ちを持たせてあげればいいのに、と思います。

つまり、「自尊感情」をまず育成することが大事だと思うのです。
日本の児童・生徒・学生の自尊感情の低さは、「人と競わせる」ところから生じたもの。
単一の「ものさし」で計って優劣をつけるのではなく、自分なりの達成目標を持たせて努力させること。「去年できなかったことで今年できるようになったことは何ですか?」そういった積み重ねでいいじゃないの? と思います。

その自分なりの達成目標を持たせるときに、一流のものを見せないといけない。
「井の中の蛙」とならないように。
けれど、目標が大きすぎて、自分には到底無理、と諦めさせないように、歳が若いほど「スモール・ステップ」(=ちょっと頑張れば、なんとかできる目標)を設定させる必要がある。
…そういった配慮が「教育」なのではないですか? と私は声を大にして言いたい。
自信をなくさせる「装置」となっている学校の現状は、それは教育ではない、と言いたい。

…ちょっと、熱くなってしまいました…。
でも、少数の「エリート」を作るために序列があり、その他大勢の自信をなくさせる「仕組み」は変えないといけないと思うのです。
人口減社会においては特に、どの子も貴重な「人材」ですから。
子どもは「未来」ですから。
「エリート」は「エリート」として認めればいいのですが、その他大勢が、それ以外の価値がない、とする必要はない、ということです。
「ものさし」がたくさんあっていいと思うのです。
学校は単一の「ものさし」だけを持つべきでなく、たくさんの「ものさし」を用意しなければ、と思います。

画像は、昨日ランチを取ったイタリアンのお店。

<<  <  123  124  125  >  >>

カウンセリングルーム 沙羅Sara

あなたはあなたのままで大丈夫。ひとりで悩みを抱え込まないで。

明けない夜はありません。

電話番号:090-7594-0428

所在地 : 生駒市元町2-4-20 

営業時間:10:00〜19:00

定休日 :不定休

ルーム案内・アクセスはこちら