ボイスアートのまやはるこ先生が、葛木御歳神社で、ワークショップとライブを開かれるというので、これは逃してはならないと、奈良県御所市まで駆けつけました。
ナビで住所を入れたら1時間半と出たので、朝8時半に出発しました。
既に朝から日射しが強く。予想最高気温は35度越えで。
なんとなく、遠回りしている気がしたのだけど、とりあえず10時少し前に着きました。
10時から神社内でワークショップ。
結構人が集まっていて、20人以上だったと思います。
輪になって、まずは「お辞儀呼吸法」から。
板の間でのワークは初めてで、ちょっと腰が落ち着かなくて、何度か足を組み替えたり。
宮司さんが虫除けの「蚊帳」を釣ってくださっていて、それもなんだか懐かしいような。
お賽銭を入れて、ガランガランと鳴らす場所近くに建っている社殿(神さまが祀られている本殿前の建物)で行われたのですが、周りには樹齢何年だろうと思わされる太い木の幹が見え、鶯の声が聞こえ、他の鳥の声も聞こえ、…という自然感満載の場所でした。
あっという間に1時間半が過ぎ、今回初めてお会いした方も、なんだか懐かしい気持ちになったのでした。
お昼を「みとしの森レストラン」で取り、午後からは、私にとって初ライブ。


「まや先生、かしゅだったんだー」というのが、率直な感想。(なんか、「歌手」ではなく「かしゅ」って感じ)
いえ、そうだったんですが、私はボイスアートの先生のお顔しか知らなかったもので。
「かしゅ」というより、歌姫、かな。
この方は、歌うために生まれてきた、というようなことを感じました。
歌うために、というのも語弊があるような気がする。…なんだろう…生きてきて、これからも生きていくのに、歌でもって生きていくのに必要なことを伝えていく人、というような。
私は…多分、それが「言葉」のような気がする…。
私は、生きていくのに必要なことを「言葉」で伝えようとするのだろう…。
とはいえ、歌も「言葉」を紡いで、メロディーに乗せて、なんですが。
案外、私にとっても「歌」は近いのかもしれない。
「言葉」を乗せて、というところで。
…私も歌いたいのかもしれない。
最後の曲「だいじょうぶ」はこの葛木御歳神社の、東川宮司の想いを受けて作詞・作曲された、と紹介された曲でした。
止め処なく涙が流れました。
…こんなに涙が出たのは、百武さんの初ワーク以来かもしれない。(2015年4月に初めてワークに参加した時、2日間私は泣きっぱなしでした。)
(さっき気づいたのですが、東川宮司さんが、この曲が歌われている様子をFacebookにあげられていました。そちらから聞くことができます。ちょっと音がやはりライブの時と違う気がしますが。)
いい時間でした。ゆったりと、そして穏やかに流れた時間でした。