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私の書の時間(1)〜筆先の向きを意識する〜

2022/04/13
私の書の時間(1)〜筆先の向きを意識する〜
あれは…4月3日のこと。
いつものように、夕方、母のマンションに行き、いつものようにテレビの4チャンネルがついていて、その日、法隆寺で揮毫されるイベントのニュースが流れたのでした。
へえーと思って。
書かれた字のライン、私、好きだなと思って。
書道家の名前をフルでは覚えられず。苗字と法隆寺で、ということだけ。

手元にあったタブレットで検索かけると、なんとヒットして。

ふうん。脇田龍峯先生。
あ、書道教室もされているの? どこで、だろう?

そんな風に調べていって。

で、早速メッセンジャーで連絡を取ったのでした。

「初めまして。たまたま4チャンネルのニュースで、法隆寺で大書されているのを見ました。
書道教室をされているということですが、詳細をお聞きしたいです。
私は中学生の時まで書道を習っていましたが、それ以降は全くです。
ですが、墨をするときの香りが好きで、もう一度、初めて見たい気持ちになりました。
お忙しいところ、すみませんが、お返事よろしくお願いします。」

お返事をいただけて、それで早速4月の12日に伺うことになったのでした。

伺ったのは、今里のご自宅で。
プライベート・レッスンが始まりました。

まあ…希望曜日と希望開始時刻を申し上げた時点で、なんとなく集団レッスンではないのだろうな、とは思ったけど。
書道で、そんな、プライベート・レッスンなんて初めてで。
ちょっと緊張しました。

まずは、筆の運び、から。

筆を進めたい方向の反対側に筆を倒して、真っ直ぐ横に。
「払い」は横から徐々に上に抜く。

「永」の字で、斜めの「ヽ」、斜め右上横から縦、それから左への払い…等々で筆の運び、ツールとしての筆の特性を認識した上での扱いを教えていただく。
…これまで、「お手本」を渡されて、それでなんとか形を真似して、それから先生に見ていただいて…ということはしてきたけど、
こんなふうに、筆の運びをまず頭で認識して、というのは初めてだった。

まあ、頭で認識しても、その通りにできるか、というと違うんだけど。
いつものことながら、「頭での認識」と「私の身体の動き」はチグハグだったりするんだけど。

仕方ないね。私の身体は頑固だから。

途中で、先生にコーヒーを淹れていただいたりして。
コーヒーブレイクによもやま話もして。
90分のレッスン時間はあっという間に過ぎ。

とても楽しいひとときでした。

書をもう一度始めたい、と思っていて、ようやく念願叶いました。

私は写真を撮るのが好きだけど、それは多分…光と色彩を追っているんだけど、書の世界はモノトーンで。
でも、白と黒だけでなく途中のかすれ具合の濃淡も無限にバリエーションがあって。
「その空間をどう構成するか」という視点では、共通するものがあるように思う。

「(目の前の限られた)画面をどう構成するか」。
そこに私がこの世界をどう理解し、その上で何を伝えたいか、が表現される。
…まあ、その域に達するのは、まだまだ遠い道のり、だけど。
ぼちぼち。頑張ります。

その日の到達点はこれ。
…まあ、もうちょっと最初の「ヽ」は長い方がいい、とか中央の縦のラインが曲がっている、とか、右側の最後の2画はもう少し下の位置が良かった、とか
まだまだ、いろいろ不満だけど。
でもまあ、とりあえずの到達点。

お昼はご褒美ビールを自分にあげました。
画像は、10日のまやはるこさんのコンサート会場だった「カフェ KURINOKI」のトイレの一角に置いてあった、小さい瀬戸物。
小さくても、そこにあるだけで、一つの空間を構成していました。

たぶん…私の記憶違いでなかったら、ずっと昔、長崎のハウステンボスで「入場記念」か何かで配られていたものではなかったか、と。
私とても気に入って飾っていたのに、子どもが幼児の時にガンガンとぶつけて、壊してしまった、のでした。。。

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