竹内恭代さんから、「カウンセラー養成講座」の申し込みが入ったのは、…確か、一昨年、2023年の5月末。
私は申し込みに記載されていた電話に電話した、そうな。今はもう覚えていないのだけれど。
それで、実際には6月初めに恭代さんがカウンセリングルームを訪れて。再会した。
でも、厳密な意味で「再会」したのは彼女であって。
私に高校1年時に「古典」を習った、と言われるのだけれど、私には記憶がなくて。
「それはそうです。」と自信を持って(?)彼女は言った。「だって、個人的にお話ししたこともなかったですもん。」
そんな、「個人的に話をしたこともない」古典の教員を。彼女はどうして覚えていたんだろう?
授業は「現代文」に力を入れていたから、「現代文」を私に習った、というならわかるけど。…「古典」の授業?
そんな感覚だった。
それでも! 嬉しかった。
私の記憶にないところで、覚えてくれている人がいるなんて!
そんな時、ちょうど、FBで「パーソナリティー募集」が流れてきて。
これだ! と思った。
以下は、その時に書いた、「ゆめのたね」放送局のホームページの文章。
「ほっと一息ティータイム 〜来し方行く末を考えるひとときを、あなたと共に〜」
毎週日曜日|07:00〜07:30 放送
パーソナリティ:〜アートな人生をご一緒に〜カウンセリングルーム沙羅のまこ
こんにちは。
奈良・生駒でカウンセリングルーム沙羅Saraを開設して8年目に入る、まこと申します。
アートな人生をご一緒に。
そんな想いで、この番組を始めようと思いました。
きっかけは、33年ぶりに、ひとりの教え子がカウンセリングルームに訪ねてきてくれたこと。
高校1年生の時に私に古典を習った、っていうんです。
ええー! ってびっくり。
そう。カウンセリングルームを開く前、私は31年間公立高校の国語の先生、してました。
担任してた子は覚えているけれど、そうでなくて授業だけの関わりの子は覚えてないわ。。ごめんなさい、だったのですけれど。
そうすると。毎年300人ぐらいの生徒に授業してたか。。と思い出して。
皆さん、どうしてるかな? どんな人生を歩んでいるんだろうか。。
でももう10年も20年も30年も経って。今さら、お元気?もないよね。。
そう思っていたら、「ゆめのたね」放送局のパーソナリティ募集します!があって。
これだ!と思いました。
これだったら、元気にしてる? 私、ラジオのパーソナリティしてるから、よかったら、話をしにきてくれない? ができる!
ということで。
まあ、教え子に限らず、私のこれまでの人生で出会った人と、もう一度出会いたい! が叶う番組ということで始めたいと思います。
一緒に過ごした時間を懐かしむのもいいのですけれど、できれば、今何してる? これから何したい? をお聞きしたい。
そして、私の今してること、これからしたいこととどこかで繋がっていけばいいな、と思います。
もちろん、番組を聴いてくださった方が、私に会いたい!ということでゲストとして来てくださってもいいなと思います。
「アートな人生」って、自分のワクワクを創っていく人生だと思うんです。
ワクワクを一緒に創っていきませんか?
そして聞いてくださっている方にも、ご自分のワクワクが湧いてきたら。
こんなに嬉しいことはありません。
…そう。こんな感じだった。
昔話を懐かしむ、より。私は今の話がしたかった。
それでゲストには、「今の話」ができる人を選んでいった、と思う。
そうこうして、1年が経過した。
2024年11月13日。恭代さんをゲストにして、その日ラジオの収録にスタジオ入りしたのに。
前日までなんともなかった私の声が。みるみるうちに枯れていって。
テストで声出ししている段階で、「今日は収録、無理」となった。
その翌日まで全く声が出なくなってしまった。
15日からかろうじて声は出るものの、咳込みが激しくて。
3軒もの耳鼻科を渡り歩いた。
11月28日。「前月収録」の原則は外せなくて、声が戻らないままに、12月放送分の2本を収録。
その時にはもうラジオパーソナリティーを休む決心はついていた。
…だって、これはもう「強制終了」じゃない? 神さまがやすめって言ったのよ。
私は、漠然と2、3年は続けるつもりだったから、最初、かなりショックだった。
…こんな風に「終わり」が来るのか、と。
だけど、恭代さんとの対話が展開され、後で聞くと、ホント「総集編」になっていることに気づいた。
カンのいい彼女は、振り返り時にこの1年のハイライトをきちんと提示してくれたし。
ああ、もう、やり切ったんじゃない?
素直にそう思えた。
私の提供している「カウンセラー養成講座」がどんなものなのか、
そして彼女は何を学び、養成講座後、どんな歩みをしようとしているのか。
彼女にとって、私からの「学び」はどんなものなのか。
…一般的な「学び」など、意味を成さない。「私にとって」どうなのか、が、ひとりひとりに訴えるものとなる、のだから。
あ、ホントに「終わって」いいんだね? そう思えた。
もしまた別のテーマが見えてくるなら「再開」してもいいんだけど。
まあ、それぐらいの「緩い」感じが、ちょうどいい、気がする。
2025年は、1月から「オンラインサロン」始めます。
あれもこれも、に手を出すと、またもや私はぶっ倒れる、から、これで「ちょうどいい」のかもしれない。
2025年の目標は、「持続可能な経営」です。
画像は、「ゆめのたね」放送局でのホームページ画像。
「ゆめのたね」専属のデザイナーさんが、海のイメージと私の家のウッドデッキのガーデン・パラソルのイメージで作ってくれました。