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沙羅 Sara の「ほっと一息」コラム

沙羅 Sara の「ほっと一息」コラム
日々の暮らしの中で、ちょっと気づいたこと、ほっと一息つけるようなことがらをコラムとしてまとめました。
あなたの「お役立ち」になるかどうか、心許ないですが、興味を持った「カテゴリー」から読んでみてくださいね。

カテゴリーごとに選べます。
選択
映画
2017/02/10
映画「君の名は。」の「たそがれどき」  
「君の名は。」(タイトルに「。」がついています)よかったですね。私の子どもは3回観たと言ってましたが、私も2回観ました。
主人公の三葉と滝が出逢う時間が、昼と夜のはざま、「たそがれどき」なのですが(今は「たそがれ」を「黄昏」と表記します)、薄明かりの中で「誰そ彼(たれそかれ・誰なのですか?あの人は)」と問うたことが語源であると、映画の中の古典の授業で説明されていました。

その古典の授業で「かはたれどき(彼は誰時)」とも言うと説明されていましたが、実は昼と夜のはざまの時間帯は2回あるのですね。…そう、夜明け前と夕方です。

古来、民話などでは夜明け前の「かはたれどき」には、良いことが起きました。長年子どもができなかった夫婦に子どもが授かるとか。神さまらしき人から着物の袂(たもと)に白い輝く玉を滑り込ませてもらって、子どもができたというお話など。

逆に夕方の「たそがれどき」には、ちょっと恐いことが起こるのですね。英語では「トワイライトゾーン」。異次元の世界に紛れ込んだり、日本では「神隠し」にあって行方知れずになったり。…そうそう、芥川龍之介の「羅生門」も「たそがれどき」のお話でした。

多くの災害に見舞われた京の都で、暇を出された下人(使用人のこと)は、仕事と同時にすみかも失い、「飢え死にするか、盗人(ぬすびと)になるか」を悩むのですが、羅生門の2階(門といっても大きな2階建ての建物)で死人の髪を抜いてカツラを作って生き延びようとする老婆に出会い、老婆の着物をひき剥いて、盗人として生き延びることを選びます。「昼と夜のはざま」、つまり「善と悪の間」で悩んでいたのが、「夜」になり、闇の中で生きることを選択するのです。芥川は時間帯と下人の心理の変化をうまく重ね合わせて、作品世界を築きました。

「君の名は。」では夜明け前なのか夕方なのか、ちょっとわかりませんでしたが、まあ、この作品世界では、その辺りを厳密に区別してはいなかったように思います。彗星の接近、糸を結(ゆ)い結ぶこと、口噛み酒、これらが、時空を超えて滝と三葉の入れ替わりを可能にし、村人を救った要因とされていました。

三葉の学校での古典の授業で、「たそがれ」の語源の使用例として万葉集、巻10の2240番、作者不詳の歌が出されています。(「な〜そ」は「副詞の呼応」で「〜するな」という禁止を表します。)

「誰そ彼と われをな問ひそ 九月の 露に濡れつつ 君待つわれそ」
   (誰だあれはと、私のことを聞かないでください、九月の露に濡れながら 愛しいあなたを待っている私を)

未来から滝を呼び寄せたことに気づかず、東京にいる滝に会いに行き、「おまえ、誰?」と言われて、言葉を失った三葉の切ない気持ちと重なるように、伏線として描かれていました。

アロマオイル
2017/02/09
ハンドトリートメントの効果  
ナード・ジャパン認定校「メディカアロマ」での「アロマアドバイザーコース」も、一昨日の講義を終えて、残り3回となりました。授業が毎回興味深い内容なので、名残惜しいのと、その後には「試験」が待ち構えているので、40種類もの精油の成分を覚えないといけないと思うと、ちょっとため息が出ます。

一昨日は「アロマトリートメント」についての講義でした。

トリートメント自体に、次のような効果があります。

  1 毛細血管の血流やリンパの流れを良くする → むくみ・疲労を解消させる/痛み・炎症を軽減させる
  2 タッチングによる安心感         → 自律神経の働きを安定させる

さらにアロマオイルを用いたアロマトリートメントには、精油の作用として、

  1 芳香分子が嗅覚(鼻から)で捉えられる → 大脳辺縁系に伝えられる → 神経系・内分泌系・免疫系に作用する
  2 皮膚そのものに対する作用  → 殺菌作用・収斂(しゅうれん)作用・皮膚弾力回復作用 など
                  → 皮膚から吸収された芳香分子が血液の流れに乗って、身体のさまざまな器官に作用

が加わります。

一昨日の講義で、新たに知ったのは、「皮脳同根」ということ。
ヒトの身体はおよそ60兆個の細胞からできていますが、元はたった一つの受精した卵細胞です。その一つの細胞が、何度も分化・増殖した結果がひとりの人体です。それが何を意味するかというと、「皮膚と脳はつながっている」ということ。たとえば、手の甲は脳の前頭葉につながっていて、手の甲をなでさすることで脳の癒やしとなるというのです。

良好な対人関係が築かれているとき、体内にはオキシトシンが分泌されています。もともと、分娩時に子宮を収縮させたり乳汁分泌を促すことで知られ、発見当時は女性に特有のホルモンと考えられていたようです。しかしその後、闘争心や遁走心、恐怖心を減少させる働きがあることが解明され、さらには、なでさするなどの皮膚接触でも分泌されることがわかるようになり、男性にも存在することがわかりました。

つまり、全身のトリートメント(=マッサージ)を行わなくとも、手のひら、肘あたりまでのハンドトリートメントでも、十分な効果が期待できることがわかったというのです。

「如月キャンペーン」として、個人カウンセリングにハンドリフレソロジー(=ハンドトリートメント)を取り入れることにしましたが、ホント、タイムリーにその効果が学べて嬉しかったです。

丁寧に、ゆっくりとアロマでのハンドトリートメントをさせていただきますね。



鈴木ユリイカの詩
2017/02/08
共に時間を紡いで貝になる〜鈴木ユリイカの詩「生きている貝」〜  
昨日から寒気が押し寄せてきて、日中もちらちらと雪が舞っていました。
寒い日には、お家の中で暖かく過ごすのが一番ですが、身体だけでなく心も温かくなるには、人の温かさが必要な気がします。
そんな「ぬくもり」を感じられる詩を、ひとつ。
「読書への誘い」第26号で紹介した詩です。
続き
ゲシュタルト療法
2017/02/07
感じる心を取り戻す〜谷川俊太郎の詩「生きる」〜  
 「生きる」         谷川俊太郎

  生きているということ
  いま生きているということ
  それはのどがかわくということ
  木もれ陽がまぶしいということ
  ふっと或るメロディを思い出すということ
  くしゃみすること
  あなたと手をつなぐこと
 
  生きているということ
  いま生きているということ
  それはミニスカート
  それはプラネタリウム
  それはヨハン・シュトラウス
  それはピカソ
  それはアルプス
  すべての美しいものに出会うということ
  そして
  かくされた悪を注意深くこばむこと
 
  生きているということ
  いま生きているということ
  泣けるということ
  笑えるということ
  怒れるということ
  自由ということ
 
  生きているということ
  いま生きているということ
  いま遠くで犬が吠えるということ
  いま地球が廻っているということ
  いまどこかで産声があがるということ
  いまどこかで兵士が傷つくということ
  いまぶらんこがゆれているということ
  いまいまが過ぎてゆくこと
 
  生きているということ
  いま生きているということ
  鳥ははばたくということ
  海はとどろくということ
  かたつむりははうということ
  人は愛するということ
  あなたの手のぬくみ
  いのちということ (詩集『うつむく青年』1971年刊)


「読書への誘い」第4号で紹介した詩です。

生きている実感というのは、食べものを口にして「ああ、美味しい!」と感じたり、好きな音楽を聴いてそのメロディーを身体中一杯にしたり、大切な友人と一緒にいて、穏やかな時間が流れるのを感じたり、…つまりは、自分の感情を感じたままに表現できるときに生まれるものではないかと思います。

何か辛い経験をして、しかも、辛いと感じることまでも自分に禁じていたら、何か自分が自分でないような、生きていること自体が苦痛になってしまいます。

ゲシュタルト療法を学んで知ったことのひとつに、自分が辛い思いをする原因となったことや人に、ちゃんと怒りを向けないと、その怒りは行き場をなくし、攻撃は自分自身に向かい、自分を責めて自己嫌悪に陥ったり、胃炎などの痛みを生じさせる、ということです。

現実生活で実際に相手を責めるということではなく、ワークの中で、きちんと自分の感情に向き合い、怒りや悲しみといった、一般的に「負の感情」とされているものの存在をきちんと認め、受け入れること。
そうすることでその感情を固着させることなく流していく。流すことで怒りや悲しみが消えていくというものです。

自分の感情を感じなくする方法は、大体は身体を固くして、自分の感情を自分の身体の外に出すこと。それが分かるのは、私自身がそうやって「感じなく」して自分を守ってきた記憶があるからです。

初めて人前で泣けた、と言ったNさん。
ゆっくりと、あなたのペースで、あなたの感情を取り戻し、そして解き放っていきましょう。
大丈夫、私があなたのそばにいます。あなたが自分で「もう大丈夫」と思えるまで。

<沙羅Saraのほっと一息 詩の時間>
第二話 「生きる」  https://youtu.be/tbPtF3FJ-Bg

絵本の世界
2017/02/06
のさか ゆうさく作『まるくなった まあるくなった』  
表紙の絵は毛糸玉を引き寄せている猫の前足。肉球がなんか可愛くて、どんなお話? とページをめくると、次のような言葉が続きます。

 にわの いしころ
 もちあげてみたら

 もぞ むぞ
 むぞ もぞ
 だんごむし

 ゆびで つんつん
 つついてみたら

 まるくなった
 まあるくなった
 こんころ ころろ
 てのひら くすぐったい

こどもの好きなだんご虫。まるくってちっちゃくてかわいいんだけど、確かフンを食べて生きてた。なのに、うちの子ときたら、てのひらに乗っけてただんご虫が見当たらないと思うと…「Kちゃん!お口、あーんしてごらん!」舌の上には、たくさんのだんご虫がもぞもぞ動いてた。…というような思い出があります。

次から次へと「まあるくなった」ものが続くのですが、最後は…

 かみふうせん
 ふーっと ふいたら

 まるくなった
 まあるくなった
 ふうわり ぱーん
 ふうわり ぽーん

 ふんわり おちて
 まろのうえ

 まろは めざめて
 あくびした

 でもまた ほらね

 まるくなった
 まあるくなった
 ねこの まろ

と、表紙に出てきた前足の持ち主「まろ」が登場して終わります。

「もぞむぞ むぞもぞ」とか「つんつん」「こんころ ころろ」など擬態語(ぎたいご・「のろのろ」など、様子を表したもの)・擬声語(ぎせいご・「ピューピュー」など、実際の音から様子を表したもの)(併せて「オノマトペ」といいます)の響きが面白くて、楽しくお話が進んでいくのですが、最後、なんとなく「まろ」が出てきたところで、限りなく「まろ」への愛情を感じてしまって、まるでこのお話は「まろ」のために作られたかのように思えました。薄い二つ折の紙に「まろのこと」という作者の短い文章が載せられていました。…亡くなった「まろ」を想って作られたとのことでした。

…やっぱり、そうだったんだ…。「まろ」の肉球、「まろ」のあくびをした時のまあるい背中、しっぽ。すべてすべて懐かしくて恋しくて。そんな作者の想いが溢れてきて、そっと涙したことでした。(年少版こどものとも 1997年8月 福音館書店)
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