台風が近づく中、ナード・アロマテラピー協会認定校の「メディカアロマ」に、「アロマ・アドバイザーコース」のレッスンを受けに行きました。今回で2講義目。
アロマは昔から大好きで、自分で好きな香りを楽しんできたのですが、今回、カウンセリングでアロマオイルを焚くにあたって、もうちょっといろいろ知りたいなぁと思い、レッスンを受けることにしたのです。
今日は「体質改善のための精油」というテーマで、なんと、古代ギリシアの医師ヒポクラテス(BC460)の登場となりました。
彼は「医学の父」と呼ばれるそうです。
ヒポクラテスは、水以外に人間の体内を流れるものは、「血液」「リンパ液」「黄胆汁」「黒胆汁」であるとして、そのバランス状態でどのような病気になりやすいか、という「四体液説」を唱えました。
テキストの図を見ながら、昔、中2の頃、数学でx軸y軸という「座標軸」を習ったことを思い出しました。
これは、フランスの数学者であり哲学者のデカルトの考え方を表わす、ということで「デカルト座標」とも呼ばれるものです。
この、水平線のx軸方向に、左に「湿」と右に「乾」の対立概念を置き、垂直線のy軸方向に、上に「陰・冷」と下に「陽・温」の対立概念を置いて、4つの領域に区分けします。
左上の〈湿って冷たい〉のは【リンパ質】、右上の〈乾いて冷たい〉のは【黒胆汁質】、左下の〈湿って温かい〉のは【多血質】、右下の〈乾いて温かい〉のは【胆汁質】です。
自分自身の好みや行動傾向をみる50項目の質問にYes、Noで答えて、Yesの数の多さで自分がどの体質かを判定するわけですが、その体質診断を「精油の選択に生かす」というのが今回のメインテーマでした。
【リンパ質】をAタイプ、【黒胆汁質】をBタイプ、【多血質】をCタイプ、【胆汁質】をDタイプとすると、それぞれのタイプに対応する精油があって、バランスを取るためには対角線上のオイルを用いたらいい、ということ。
たとえば、私はAタイプだったので、Dタイプの精油がいい、ということになりますが、なんと‼ 私が昔から好んで用いてきた「ユーカリ・ラディアータ」や「オレンジ」はDタイプに属する精油だったのです!
いや〜、ホントびっくり❗
私の頭は理解していなくても、私の身体は私に必要なものがわかっていたのね…。
…ということで、カウンセリングルームに用意した精油は、Aタイプ…「レモングラス」「ローズマリー・シネオール」、Bタイプ…「プチグレン」、Cタイプ…「ラベンダー・レイドバン」「ペパーミント」、Dタイプ…「ユーカリ・ラディアータ」「マンダリン」「オレンジスウィート」「グレープフルーツ」「ベルガモット」の10種類です。
すみません…、無意識とはいえ、自分のバランスを取るためのDタイプばかりを取り揃えてしまいました。
用いる精油(オイル)は何がいいかに悩まれたら、ヒポクラテス由来の「50項目チェックリスト」で、あなたのタイプを診断してみましょうね。
カウンセリングルーム 沙羅Sara
あなたはあなたのままで大丈夫。ひとりで悩みを抱え込まないで。
明けない夜はありません。
電話番号:090-7594-0428
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