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第6回JAGTトレーナー審査会

2018/08/12
第6回JAGTトレーナー審査会
昨日は、トレーナー審査会に応募して、初めて審査を受けました。
…まあ、5月にアドバンストレーニングコースを終えたばかりで、まだまだ準備が整っていないことは重々承知の上で。
それでも、申請書にこれまでの「ゲシュタルト療法修了時間」を合計したら、470時間になっていました。
規定の360時間以上は優に超えているけれど、でも、海外では500時間のトレーニング時間を超えなければいけないらしい…。

そんな時間ばかりで測れるものでもなくて、多分、何時間受けても、「これで十分」とは思える気がしなくて、
それならば、アドバンスを終えた時点で、自分の課題が見えて方がいい気がして。

なぜなら、審査を受けて、次の審査を受けるまで1年間開けるように、というルールがあるようで。
それも、3回OKが出ないといけない、ということは最低でも3年掛かる、ということで。

そんな長い道のりを歩むことにするのかどうか、
そんな判断も早めにしておいた方がいい気がして。
で、「初審査」にチャレンジすることにしたのです。

その二日前から、何か「落ち着かない」気がしてきて。

それで、私のやったことは、これまでのワークをまとめてきた自分のコラムを読み返すこと。

これまで受けてきたワーク、見てきたワーク、それからCFO(カウンセラー・ファシリテーター・オブザーバー役となって練習すること)時に貰ったアドバイスを思い起こすこと。

 

大事だと思うことをもう一度書き出していたら、ノート14ページにもなりました。

 

それを見返して、それから…、「横に置く」。

 

それは、私の31年に及ぶ教員生活での「知恵」。

研究授業とか、メ一杯準備して、そして、それを「捨てる」(=横に置く)ことをしないと、その「流れ」に引きずられる。
そうすると、実際の「その場」に居れなくなってしまう。
現実に起こるあれこれに対応できなくて、うまくいかなくなる。

予定は予定、だから。
シュミレーションすることは大事でも、それに引きずられると、現実の対応を誤るから。

というようにして臨んだ審査会でした。
審査を受ける人は6名いて、2グループに分けられて、私は1つのグループの最初でした。

ワーカーを募集するところから、場を仕切ることを任されて。
一人の方が手を挙げてくださって、ホッとしました。

向き合って座って。
私もやはり、緊張していて。
ゆっくりを息を吐きながら、とにかくその場に「居よう」と思いました。

2つ並べられたイスの、ご自分をせき立てるイスの方とのやり取りが中心になったけど、
もうこれでそろそろ終わりかな、と思える場面で、私はもうひとつの方の、ご自分の味方をしてくれるイスが気になって。
座ってみることを提案しました。
すると、途端に「分かった!」と叫ばれて。「これは、私の父と母です。」

ワークが大きく展開した瞬間でした。

私も「そうなんだ!」とびっくりして。

スーパーバイザーからいただいた、フィードバックを羅列しておこうと思います。
(自分のコラムは、「防忘録」として役に立つことが、判明したので。)

・落ちついて、ファシリテートしていた。
・入り口から焦点を当ててもよかったかも。「(自分がワーカーとしてやるには)時間の無駄ではないか」「焦る」と言っていた、その辺り、焦点を当てても。
・ワーカーはイスを見て涙が出ていた。その感覚を味わう時間が少なかった。他にも、間あいだで、感覚を味わう時間をもっと取ればよかった。
・ワーカーがイスを倒した時に「今、何が起きましたか?」と声かけすると、ワーカーは体感することができた。
・「早くしろ」と焦らすイスは「視野にも入れたくない」とワーカーが言ったときに、「何が起こっているか」を問いかけてもよかったのでは?
・ファシリの「何があったら安心できますか?」という介入は、ちょっと疑問。
・「会社にいる場面」は過去。話し終わったところで、「今、ここ」に戻させる。そして、味わわせる。
・ワーカーがイスに座ったときに、瞬時に立ち上がる場面があった。「今、何が起きましたか?」とすぐ声を掛ける。

・クライエントの邪魔をせずについていった。
・最初のワーカーの声かけ(ファシリの服の色のことに触れたり、笑顔に触れた)に対して、どう感じたか? ちょっと安心できたのではないか? それを伝えてもいい。
 全般的に自分の感じたことのフィードバックが少なかった。
・具体性に欠ける。
・自分の味方をしてくれているイスに座ったとき、ずっと座っていられなくてすぐに立った。「矛盾」があった。そのことへの対応が不十分。
・クライエントが動いてくれないときの関わりを考えておくべき。

・クライエントの気づきが生まれたのは、成功体験として記憶しておいていい。
・クライエントに対する応答が少なかった。その「応答」がワークを促進する。
・意識していなかったと思うが、エンプティーチェアに座ることを安心する方から探索した。これは大事。
・エンプティーチェアを出したときに、「座る」ことにこだわりすぎた? そこでクライエントに起こっていることを見ることで役目は十分果たされている。

深い学びの時間でした。
私の課題がたくさん見えました。

画像は、5月の朝のアンジーとの散歩で撮った、ご近所の薔薇。

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