今日は、ナードジャパンの「アロマアドバイザー」の試験の日です。最後のレッスンから2週間後、と決められているそうで、今日が2週間後になります。最後のレッスンから1週間後、「メディカアロマ」の中田先生は、わざわざ「試験対策講座」を開いてくださったのでした。
それでやっと、1週間前にエンジンがかかったのですが、途中、知多半島を走ったりしたせいで(2日間の走行距離は470㎞だった…)、帰った日には(夕方5時に辿り着いたけど)、ご飯食べたら7時半にはもうおネムで、翌朝5時半まで10時間も!眠り続けたけど、やたらと肩、首が主張して、なんだかテキストを開く気になれなくて、そのままズルズルと2日間を過ごして、本格的に「やらなきゃ!」となったのが、木曜日。昨日であります。
旅行にテキストとノートを持って行ってた、なんて、まるで高校生みたいなんだけど、結局、一度も開かず仕舞い。
昨日やっと、14種類の芳香成分類ごとに、「芳香成分類の主な作用」と「芳香分子の固有作用」をまとめ、40種の精油がどこに位置付くのかを整理しました。我ながらうまく整理できたと思うのですが、これを覚えるとなると、はあ…タイムオーバーかな…。14種類の芳香成分類を挙げてみます。(これが試験範囲の全てでないのが悲しい…)
1 モノテルペン炭化水素類…オレンジスィート、ベルガモット、レモン、ユーカリラディアタ、サイブレス、他
① 樹木から採る精油や柑橘系果皮から採る精油に多く含まれる
② イソプレン(C5H8)が2つ結合したC10H12の芳香分子
③ 分子量は136。分子量が小さいため、揮発性が高く、皮膚への浸透もしやすい。
2 、3 セスキテルペン炭化水素類…カモマイルジャーマン、パチュリー、イランイラン
①(ー)に帯電すると、鎮静作用や抗炎症作用をもち、(+)に帯電すると、強壮作用や刺激作用を持つ
② イソプレン(C5H8)が3つ結合したC15H24の芳香分子
③ 分子量は204。モノテルペン炭化水素類より分子量が大きいので、揮発性低く、皮膚への浸透もしにくい
4 モノテルペンアルコール類…ゼラニウムエジプト、ローズ、プチグレン、ラヴィンツァラ、ネロリ、パルマローザ他
① モノテルペン炭化水素類の基本骨格に官能基のーOHが付いた分子
② 抗菌作用や抗ウィルス作用、抗真菌作用が強く、かつ皮膚への刺激が少ない
5 セスキテルペンアルコール類…ネロリ、パチュリー
① セスキテルペン炭化水素類(イソプレンが3つつながったもの)の基本骨格に官能基のーOHが付いた分子
② ネロリに含まれるネロリドール、パチュリーに含まれるパチュロールなどがある
③ ホルモン様作用(主にエストロゲン様)があるため、禁忌事項がある
6 ジテルペンアルコール類…クラリーセージ
① ジテルペン(イソプレンが4つつながったもの)の基本骨格に官能基のーOHが付いた分子
② クラリーセージに含まれるスクラレオールがある
③ ホルモン様作用(主にエストロゲン様)があるため、禁忌事項がある
7 エステル類…プチグレン、ベルガモット、ラベンダーアングスティフォリア、ジャスミン、ウィンターグリーン 他
① ラベンダーアングスティフォリアやプチグレンなどに含まれる酢酸リナリルがある
② 主に肉体や神経系を鎮めるような作用が特徴
8 ケトン類…ラベンダースピカ、ローズマリーカンファー、ローズマリーシネオール、ヘリクリサム、ペパーミント
① 脂肪溶解作用があり、ダイエットを目的としたブレンドに用いられる
② 神経毒性や堕胎作用(流産惹起作用)を持つ成分のため、この成分を多く含む精油には禁忌事項がある
9 フェノール類…クローブ、オレガノ
① 抗菌作用が強い
② 皮膚刺激が強いので、十分に希釈して使用する(10%以下)。飲用が安全。
10 フェノールメチルエーテル類…バジル、イランイラン
① バジルに含まれるチャビコールエーテルが含まれる
② 鎮痙攣(けいれん)作用が強い
11 テルペン系アルデヒド類…ユーカリレモン、リトセア、レモングラス
① リトセアやレモングラスに含まれるゲラニアールやネラールがこのグループ
② 抗炎症作用が非常に強い(肩凝り、腰痛によく効く)
③ 皮膚刺激が強いため、この成分を含む精油は十分に希釈して使用する(50%以下)
12 芳香族アルデヒド類…シナモンカッシア
① シナモン・カッシアに含まれるケイ皮アルデヒドなどがこのグループ
② 抗菌作用が強いことが大きな特徴。(飲用が効果的)
③ 皮膚刺激が強いので、この成分を多く含む精油は十分に希釈して使用する(10%以下)
13 酸化物類…ユーカリラディアタ、ラヴィンツァラ、ラベンダースピカ、ローレル、カモマイルジャーマン 他
① ユーカリ・ラディアタやラヴィンツァラなどに含まれる1,8シネオールがこのグループ
② 去痰作用、抗カタル作用など呼吸器系に関連する作用が特徴
14 ラクトン類…ベルガモット、レモン、グレープフルーツ、柚子、ライム
<スキンケア利用に注意を要する芳香成分類>
① 光感作(光毒性)作用:フロクマリン類
皮膚塗布してすぐに直射日光(紫外線)に当たるとシミになることがあるため、塗布後4〜5時間は直射日光に当たらない。
② 皮膚刺激
皮膚を荒らす危険性があるので、十分に希釈して使用する。
試験は、10時半。試験まであとわずかですが、今から頭に詰め込みます。(…大丈夫? …なんともはや…)
画像は、一昨日にランチをした、淀屋橋の洋食屋さん。地下に降りて行きました。