「もしかしたら おおきな サクランボの いちぶかもしれない。
それか なかみは ぶどうゼリー なのかもしれない。
あるいは むいても むいても かわかもしれない。
ぼくからみえない はんたいがわは ミカンかもしれない。
ひょっとして あかい さかなが まるまっているのかもしれない。」
えええ〜? と思わずのけぞってしまいそうな展開。
君は一個のリンゴを前に、そんなことを考えるのか〜⁉ という感じ。
でもこれは序の口で、ページをめくるごとに妄想はエスカレートしていきます。
…そんなこと言ってたら、食べられないじゃない?
そう! さて、どう「食べる」ところに行き着くか、行き着かないのか、お楽しみに。
帯には「第6回MOE絵本屋さん大賞第1位(2013)」「第4回リブロ絵本大賞2位」「第2回静岡書店大賞 児童書新作部門第3位」とあります。
「ヨシタケシンスケの発想えほん 哲学? 妄想? 発想力? かんがえる頭があれば、世の中は果てしなくおもしろい」とも。
2013年4月に初版第1刷で、持っている本は同年12月の第12刷です。…よく売れたのですね。
…でも、「りんごは美味しい」って素直にそこにいったほうがいいと思うんだけどなあ。
私が、この本に目をとめたのは、題名に「かもしれない」という言葉があったから。
昔、子どもが小さかった頃、「かもしれない」と言えなくて、「かもしもれん」と言ってました…。
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