9月22日夜の「SONGSスペシャル〜宇多田ヒカル特集〜」の中で、井上陽水がコメントを寄せていました。
彼が選ぶ宇多田ヒカルの曲は、デビュー曲の「Automatic」(1998)と「traveling」(2001)。
最初の方は「切なさとアウトサイダー」、後の方は「ユーモアの裏にある叫び」が感じられるから、というのがその理由でした。
う〜ん…、私はどうだろう?
私が彼女の曲を一曲だけ取り上げるとしたら?
と考えたら、「COLORS」(2006)しかないように思いました。
「青い空が見えぬなら青い傘広げて/いいじゃないか/キャンバスは君のもの」
「もう自分には夢の無い絵しか描けないと言うなら/塗り潰してよ/キャンバスを何度でも」
というフレーズが挑戦的で好きなのですが、秀逸なのが、最後の「今の私はあなたの知らない色」。
昔、付き合っていた人の束縛を感じた時、「今の私はあなたの知らない色」と呟きながら別れるんだろうな、と予感させられたのでした。
そう、自分の色は人に決められるものではないし、自分で何度でも変えていい…。
今はそう思えなくても、自分に必要な時には、自分で決める時が来る…。
そう思っていたら、やっぱり「その時」が来たのでした。
そして、「生きていけない」わけでもなく、何か恐ろしいことが起こるでもなく、私は今も生き続けています。
ということで、この歌は人との関係に息苦しさを感じた時の、「応援歌」のような気がするのです。
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