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ゲシュタルト療法
夢ワークのスーパーバイズを受ける〜平松みどり先生のSV〜

夢ワークのスーパーバイズを受ける〜平松みどり先生のSV〜

夢ワークのスーパーバイズを受ける〜平松みどり先生のSV〜

今年の５月に、私はゲシュタルト療法の「アドバンストレーニングコース」を終了しました。

さて、それから…どんな風に自分の学びを組み立てていこうかと考えました。

引き続き、馴染みのメンバーで「コース」を受けていく選択肢もあったのだけど、そうすることに立ち止まってしまう私がいて。

…なんだろう…、トレーニングのコースは、できるだけいろんな方のファシリを受けられるように、ということで組まれているのだけれど、

そして、それは私にとっても、とても有効だった気がするのだけれど、

アドバンスの後半ぐらいから、私は自分の中に生じた感覚に戸惑いを感じていました。

それは、ファシリテーターによって、ワークを受けたいと思うときと、そうでないときがある、ということです。

あるいは、ファシリテーターによって、どの程度自己開示するか、の度合いが変わるということ。

自分の一番大事にしている部分を扱っていくのだから、それは当然といえば当然なのだけれど。

ファシリテーターに会ったときに、それはその人の年齢だけではないけれど、でも、年齢は多くの場合指標になり、ワークを受けたいか受けたくないか、がはっきりする。

…その人の存在から感じられる、人生経験の深さのようなものが、自分を開きたいか開きたくないかの分かれ目のような気がする。

ということで、今の私は「多くのファシリテーターのワークを受ける」時期は過ぎた気がするのです。

それよりは、「この人のワークを受けたい！」と思える人とじっくり向き合いたいような気がして、それで「コース」ではなく、「その都度参加」をしていくことにしました。

その最初に、平松みどり先生にお願いしました。

みどり先生のワークではなく、私がファシリをするワークのスーパーバイズをお願いすることができました。

みどり会の勉強会に参加させていただく形でスーパーバイズを受けました。

ワーカーとなってくれた人から「夢でもいいですか？」と問われ。

え？　と思ったけど、まあ、やってみるか、と。

ワーカーが語ってくれた夢は、どんどん移っていき…。

止めた方がいいのかなあと思いながら、私自身が、どこに辿り着くのだろう…と、それについていきたい気がして。

ワーカーは、途中「もう夢のことはどうでもいい気がしてきました」と言われ、

夢を見た直後のイヤーな感覚がなくなって、体感として、いつも冷えを感じていらっしゃる左半分の身体に暖かいものが流れ出した、と言われたので、

それは私としても嬉しくて、そこでワークを終わることにしたのだけれど。

まず、「夢ワーク」は現在進行形で、今まさに「夢に入っていきます」というスタイルを取ることを、私はまるで忘れていました。

それから、私がどんどん流していったところの、どこで立ち止まったら良かったかの指摘を、参加されていた方からフィードバックでもらうこともできました。

みどり先生はまず、「ワーカーが夢はどうでもいいとおっしゃったときに、ファシリは、そうではありませんよ、夢はあなたに大事なことを告げてくれるものですよと、止めなければなりません。」とおっしゃいました。

そう言えなかったのは、今思うと、私自身がそれほど夢を大事に扱っていなかったからだと思います。

だから、ワーカーの身体に変化が起き「もう夢はどうでもいい気になってきた」と言われた時に、もう一度「夢に戻す」ことができなかったのだと気づきました。

別の方が、そのワーカーの夢をもう一度扱ってくださいました。

丁寧に、立ち止まるところで立ち止まったら、何が起きるか、を見せていただきました。

もっと大きな「気づき」がワーカーに生じました。

…ファシリをされた方は、もうゲシュタルト（療法）を１０年されている方でした。

ファシリの在り方で、こんなにもワークが変わる！　というのを見せていただきました。

豊かな学びの時間でした。

画像は、５月の朝の杏樹（アンジー）との散歩で撮った、ご近所の生垣の新芽。

これから先、どんな方向に向かうのかわからないけど、まずは、真っ直ぐ上へ。

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