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  1. コラム
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沙羅 Sara の「ほっと一息」コラム

沙羅 Sara の「ほっと一息」コラム
日々の暮らしの中で、ちょっと気づいたこと、ほっと一息つけるようなことがらをコラムとしてまとめました。
あなたの「お役立ち」になるかどうか、心許ないですが、興味を持った「カテゴリー」から読んでみてくださいね。

カテゴリーごとに選べます。
選択
長田弘の詩
2018/04/08
戻れない場所があることを知る〜長田弘の詩「あのときかもしれない 四」  
海を眺めていて、遠くに見える水平線に近づこうとして、一歩でも二歩でも海に向かって歩き出したならば、
厳密な意味で、近づいてから見る水平線は近づく前に見ていた水平線とはまた違うものになっていて。
…地球は「球形」なので。

見えているのに、決して辿り着けない。
それが限りなく淋しかった。

あるいは、夕暮れの時間。
日が沈んだあとの、赤く染まった空の領域が少しずつ少しずつ狭まって。
そしてずんずんと紺色の領域が上から下りてきて。

はっと気づいたら、真っ暗闇の中に、私はひとり取り残されていて。
そしてそれも限りなく淋しかった。

私の帰る場所(ところ)はどこ?

いつの頃からかそう思っていた。
「遠くに行く」もなにも、…そもそも私には「起点」の感覚がなかった。
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長田弘の詩
2018/04/06
遊びを失う〜長田弘の詩「あのときかもしれない 三」〜  
「鶴瓶の家族に乾杯」という番組が母は好きで、毎週欠かさず観ています。
「つるべさん、あの人、路地が好きなんや」と教えてくれます。
「私もそうよ。」と言うと、「へえ〜?」と言ってきます。
「なんで、そんなとこ、好きなん?」

私はしばらく考えます。
「狭い道の…その先に、何が広がっているか、ワクワクするから。」

そんなやり取りをしていたら、ちょうど「三」は道の話です。
続き
俳句の世界
2018/04/05
夜桜吟行〜はじめての俳句講座〜  
昨夜は、「サロン燦句会 はじめての俳句講座」に初めて参加しました。
講師は、倉橋みどり先生。
以前から参加されている、ゲシュタルト仲間のともこさんに紹介され、一緒に近鉄咲良駅に降り立ちました。

今回は「夜桜吟行」ということで、本来は、18時半から興福寺・浮見堂で句を作り、19時半に、会場の「ギャルリ・サンク」に集合する、という流れでした。
「本来は」と言ったのは、梅田でのボイスアートのレッスンの後、近鉄奈良駅に着いたのが18時半だったからです。
おまけに雨まで降ってきたので、浮見堂まで行くのを諦めて、五重塔と猿沢池をさらりと通って早々と「ギャルリ・サンク」に向かいました。

途中、「お参りしていこう」というともこさんにつきあって、チャリンとお賽銭を入れ、ガランガランと鳴らしてお参りしました。

風が強く、今年はこれが最後となるであろう桜の花びらを散らしていました。

私が合わせた手を降ろしても、ともこさんはなにやら熱心にお祈りしていました。
この春、家族の一人が就職で家を出た、という彼女には、いろいろ「お祈り」することも多いんだろうなと思いました。

その後、初の「ギャルリ・サンク」へ。

「ギャルリ・サンク」は、ならまち内にあるギャラリーで、奥のテーブルに既に人がたくさん集まっていました。

短冊を3枚渡されて、自分の名前を書かないで、できた句を3つ書くようにと言われました。制限時間は19時半までの25分。
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長田弘の詩
2018/04/04
ゼロから始める〜長田弘の詩「あのときかもしれない 二」〜  
前回は「あのときかもしれない 一」を取り上げて、「あのときかもしれない」の一から九が、どんな仕組みになっているのかを見通しました。
その中で「気がついてみたら、おとなになっていた。」という表現に、ちょっと「引っかかり」を感じました。
…ひょっとすると、フォーカシングの池見陽さんが言われるところの、「推進された“だった”(Carried foward “was”)」なのではないか? と。

体験過程で、過去がクリエイトされる(創り出される)、今の気づきが過去を変えるということ。

ああ、そうだったんだ…と、過去の持つ意味が変わる、という「Carried foward “was”」。

まあ、それはさておいて、今回は、次の「二」を取り上げたいと思います。
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長田弘の詩
2018/04/03
インナー・トリップへの誘(いざな)い〜長田弘の詩「あのときかもしれない 一」〜  
長田弘の詩「あのときかもしれない」は、「一」から「九」まである長編だったのだと知ったのは、この前、「七」を取り上げた時でした。
不覚にも、…いえ、大昔に「読書への誘い」第81号を作ったときには、「あ…」と思ったのかもしれませんが、それから後、失念していたのです。

いえ、違いますね。「あのときかもしれない」として「あのときかもしれない 七」としなかったのだから、その時もちゃんと理解できていないですね。
そうなんだ、「七」なんだ!と知って、今回、タイトルにちゃんと「七」を付けたのですから。

それで、改めて「一」を読むと…、ああ、これはきちんと全部を読まないと、という気になりました。

そして、「一」から順に読んでいって、私の内(なか)で、どんなことが想起するのか、それを見たくなりました。
もし、良かったら、おつきあいください。
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