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  1. コラム
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沙羅 Sara の「ほっと一息」コラム

沙羅 Sara の「ほっと一息」コラム
日々の暮らしの中で、ちょっと気づいたこと、ほっと一息つけるようなことがらをコラムとしてまとめました。
あなたの「お役立ち」になるかどうか、心許ないですが、興味を持った「カテゴリー」から読んでみてくださいね。

カテゴリーごとに選べます。
選択
アロマオイル
2017/06/18
ナード・ジャパン インストラクターコースLesson1(2)  
前回の続きです。
引き続き、ナードジャパンが扱う「ケモタイプ精油」についての詳しい説明がありました。
植物学で「ケモタイプ」とは、「形態的に全く同一で成分だけが異なる植物」を指すのですが、ナードジャパンでは、その上に、含有成分について化学的に検証を行い、分類した精油だけを「ケモタイプ精油」として認定するそうです。
これは、1つの植物からタイプの異なる精油が採れることを前提として、今までと同じ種類の精油であることを確定して、分類できている精油とみなすことができると考えるためだそうです。
これを「同定する」と言います。

ここで、ちょっとタイムリーに「タイム」の説明がされました。
2日前の「ちょっと豆知識」で「肩凝りに効くアロマオイル」を取り上げましたが、その時、7種類ものタイムの精油があるとご紹介したと思います。
これは、「刈り入れ」の時期によって、成分が異なるケモタイプだからなのだそうです。
だから、それをよくご存知の農家さんは、いつ刈り入れたらどの精油になるか熟知して、刈り入れの時期を決めるのだとか。…すごいですね。

こういうことは、テキストに書かれていないのです。
中田先生のご説明で、新たにテキストに書き込んだものです。…これも凄いですよね。

ナードジャパンが同定した精油を扱うのは、医療としての「効果と安全性」を重視するためだということがよくわかりました。

ということで、レッスン1が終わって一旦帰りかけたのですが、大事な質問を忘れていたので、引き返しました。
そう、セミナーでのMさんの、「食前食後に好みのアロマオイルが変わるのはなぜ?」という質問です。

食前に「ベルガモット」を欲したのは、交感神経が優位な状態だったので、リラックス効果のあるものを求めたせいではないか。
逆に、食後にローズウッドになったのは、食事を取ることで副交感神経が優位な状態に変わっているので、交感神経が優位になるよう働きかける精油を身体が欲したのではないか、というお答えでした。

確かに、食前食後で何が変わったかというと、交感神経優位から副交感神経優位という変化が考えられますね。
そうか…それによって身体が欲するものが違ってくるんだ…。
なんというか…よくできていますね。と、ひとしきり感心したのでした。

画像は矢田寺の紫陽花。お堂をバックに写し込みました。


アロマオイル
2017/06/17
ナード・ジャパン インストラクターコースLesson1(1)  
昨日から、ナード・ジャパンのインストラクターコースが始まりました。1年間24回の講座です。
医療としてのアロマオイルの知識を得たい!という気持ちから、半年間の講座を経て、アロマアドバイザーの資格を取りました。
ひとまず、それでいいと思っていたのですが、「もうちょっと学びましょうよ」という中田先生のお誘いが。
次なる資格を得たいというより、ナード・ジャパン認定校「メディカアロマ」の中田尚美先生の講義をもう少し聴いていたいという気持ちで、次を申し込んでしまいました。

先生の豊富な知識は、テキストに書いてあることを説明される時より、横道に逸れたり、受講者からの質問に答えていただく時に発揮されます。
そして私は、へえ〜、そうなんだ!という発見が楽しいのです。

 久しぶりに教室を訪れた私は、アドバイザーコースの時より数段分厚くなったインストラクターコースのテキストと、ハードカバーの大判『ナード  ケモタイプ精油事典 Ver.8』『ナード ケモタイプ精油事典実践集 Ver.8』を受け取りました。

ナードのこの『事典』は、他の協会で学んだ人も購入されたりするそうです。
なぜなら、こういった「事典」は他にはないそうなのです。

さて。「レッスン1」は「生物の基本と精油のもととなる植物」というテーマで始まりました。
植物の細胞と動物の細胞の比較から、共通点が多いことが示され、つまりは、「なぜ植物由来の精油が、ヒトの体内に吸収されることができ、かつ、害とならないのか」の根拠を学ぶ、ということだったと思います。

その際、植物は「無機質を利用して有機物を作り出すことのできる〈独立栄養生物〉」であり、ヒトは「外部からの有機物に依存する〈従属栄養生物〉」である、という説明があり、新しい用語が私の中に入ってきました。

次に「学名」の説明がありました。
「学名」とは、生物の名前を混同しないように世界共通の規則に従って付けた名前のことです。
スウェーデンの植物学者カール・ヴォン・リンネ(1707〜1778)が創始したものだそうです。

生物を分類するための階層は7つあって、
  界(kingdom)/門(動物:Phylum・植物学者:division)/綱(Class)/目(Order)/科(Family)/属(Genus)/種(Species)
学名は、属(Genus)+種(Species)に、学名を発表した著者(命名者)の名前を添える、とのこと。

例えば、「ラベンダー・アングスティフォリア」は、「Lavandula  angustifolia L」が学名ですが、属名と種名はイタリック体の斜体、最後の、学名を発表した命名者の名前(リンネのL)は正体、と決まっているようです。

さらに、「種」以下の階級として、「ssp.(亜種)」「var.(変種)」「f.(品種)」があります。
「亜種」とは、生息地によって成分に違いが見られるもの、「変種」とは、理由がわからない違い、「品種」とは、外見上は同じでも、生育速度が違うもの、だそうです。
その他「x」は、雑種を表し、交配(かけあわせ)してできたもの、例えば、ペパーミント、ゼラニウム・エジプト、ラベンダー・スーパー、ラベンダー・レイトバン、など。

ナードがなぜここまで厳密かというと、それによって精油の成分が異なってくるから、なのです。
成分が異なると作用も異なってくるので、「医療」として用いるのに効果が期待できないものを排斥している、ということでしょうか。

いやあ…奥が深いですね。長くなるので、今日はここまで。

画像は自宅の、デッキ横のラベンダー。(イングリッシュ・ラベンダー、だったはず…)


詩の世界
2017/06/15
失恋が辛いのは自分の価値を見失うから〜室生犀星の詩「誰かをさがすために」〜  
以前、工藤直子の「あいたくて」という詩を紹介しました。似たようなテーマですが、ちょっと趣の異なる詩を。室生犀星の「誰かをさがすために」。「読書への誘い」第47号で紹介したものです。
続き
詩の世界
2017/06/14
波音で眠りにつく〜三好達治の詩「郷愁」〜  
一昨日は、幼稚園での「絵本講座」で谷川俊太郎の『ことばあそびうた』を紹介したのですが、今朝はそれとはまた違った、言葉遊び的な詩を。
「読書への誘い」第49号で紹介したものです。


続き
子育て
2017/06/13
生駒市立壱分幼稚園での絵本講座  
今年度、先月から生駒市立壱分幼稚園で「まこさんの絵本講座」を開催しています。
月2回の「未就園児さんの園解放日」に併せて、月1回ペースで2、30分の講座を開かせていただくことにしたのです。
第2回の昨日は、谷川俊太郎の『ことばあそびうた』を紹介しました。
一緒に「いるか」や「かっぱ」、「うとてとこ」「十ぴきのねずみ」を読み合わせました。

子どもは言葉遊びが大好きです。未就園児さんだったら、読むことはできないでしょうけれど、お母さんが読んであげた言葉を覚えますよ〜、一緒に楽しんでくださいね、とお伝えしました。

絵本紹介の後、質問をされた方もいらっしゃいました。
幼稚園に行きたがらない時は、そういう気持ちを受け入れてあげた方がいいのか、それとも、そういった「我が儘」を許してはいけないのか、と。

行きたがらないのは何か理由があるわけで、それを聞いてあげてください、もしかすると、園で何かお友だちとの間で嫌なことがあったのかもしれない。
あるいは本当にお腹が痛いのかもしれない。男の子はお腹が弱いので、夏場でも腹巻きが必要な子もいますよ。
理由を聞いても上手く答えられないかもしれない。そんなときは、担任の先生にお話しして、園での様子を見てもらってください。
うまく担任の先生と連携できれば、お母さんの心配も減りますし、お子さんも安定しますよ、とお伝えしました。

いずれにせよ、何もないのがいい、のではなくて、何かあることがその子の抱えている「問題」に気づけることだから、「良かった!」と思ってくださいね。
お友だち関係のトラブルも、早いうちに対処できると、その子がこの先小学生になり、中学生になっていくときに、解決できる力を蓄えていくことに繋がるかもしれない。
そんな風に「長い目」で見てあげてくださいね。

また、「絵本を読んでやっても、つい『この色は何色?』みたいに、知識を教えることに走ってしまう」という悩みも聞きました。

いいんです。聞きたくなったら聞いても。
お子さんは大好きなお母さんが聞いてくることを、いちいち区別していません。
もっと、気楽でいいんです。
でも、「聞かなければならない」って思わないでくださいね。
何かを「せねばならない」ことはないのです。
一緒に楽しんでくださいね。

だって、「つ」がつくうち、と言いますよ。
ひとつ、ふたつ、みっつ…ここのつ。
「つ」がつかなくなったら、もう手を離れます。
私の子どもも、小学校3年生で、人前で手を繋がなくなりました…。

それは必要なことなんですけれどね。でも、いきなり来ますからね。ある日突然。…淋しかったです。
今はベッタリくっついて来ますから、想像もつかないでしょうけれど、でも「その日」は必ず来ます。
だから、後悔のないように、過ごしてくださいね。

そんな風にお話させていただきました。
来月の第3回で、一学期が終わりますから、一区切り。
お母さんたちの感想をいただいて、また、何か企画しようと思います。

画像は、そのあと訪れた矢田寺の紫陽花。
少し時期が早くて、まだ色づいていないものもたくさんありました。
薄曇りでしたが、時折日が差すタイミングを見計らってシャッターを切りました。

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